ここは原発最前線の町

野馬追いには間に合わなかったので地元たむら元気フェスタ2013

ただいま仮面ライダー ウィザードショー真っ最中。

数か月前から準備して、今日一日駆けずり回って、ずっと取り組んていた仕事が終わりました。
子供達が集まっての小さなお祭りのようなものです。
天気には恵まれず、あいにくの雨でしたが屋内でだったのでノープロブレム。
たくさんの反省はありますが、おおむね成功と言える形で追われたのは良かったと思います。
とりあえず、ホッとしました。

先週から夏休みに入り、これから福島は毎週どこかでお祭りがあります。
明後日は田村市で昨年もあった元気フェスタ。
仮面ライダーショーや、自衛隊車両などの展示が有ります。
他にも明日から福島でキッズ博。磐梯祭りも明日から。
相馬の野馬追は27日から、28日の神事はタイミングが合えば見に行きたいです。
来週には福島でわらじ祭り、郡山でうねめまつりも開催されます。
六魂祭の効果でわらじ祭りは参加者が増えているとのこと。
六魂祭で見たのよりきっと迫力のある祭りが見られる事でしょう。
それらの祭りに比べると小さいですが、来週は都路の灯まつりもあります。
竹筒に入れた炎を見渡す限り一面に並べるとっても美しい祭りです。
他にも地元の祭りが福島だけでなく、東北各地で開催されます。
たくさんのイベントが復興を目指す東北の人々を励まし、東北を応援する人達が足を運んでくれればいいなあと思います。

武田氏は福島でイベントを行うのに反対だと言っていましたが、福島は祭りを自粛なんかしませんよ。
むしろ元気に、前向きな福島を発信していきます。
福島に来たくない人に来いなんて強制しません。
でも、もし来て下さったら、きっとみんな、全力で歓迎しますから…。

明日は用事があって東京に行くのでブログを休みます。
明後日はできれば野馬追。
最悪でも田村市の元気フェスタは見に行きたいです。

現在、ガソリンの値段が高騰中。
レギュラーガソリンでも１リットルあたり１５５円くらいになっています。
大震災の当時でも１リットルあたり１６０円くらいでしたから（闇ではもっと高かったですけど）また上がってきているなあと嫌になります。
私の家から職場まで片道１５ｋｍ程。
どうしても車は必要ですから月に２〜３回、郡山のカードが使えて比較的安いガソリンスタンドで入れてます。どこにも寄り道しなければ満タンに入れれば二週間弱持つのですが、今はクーラーも使っているしあちらこちらに遊びに行ったりするので１週間に１回くらいが普通です。
一月１万強のガソリン代は、必要経費と諦めてます。

この間の武田氏の講演会。
雑談に分類されるので書きおこしには入っていませんが、この方は
「原油は枯渇しない」
「もったいないというのは罪悪だ」
という考え方をされています。
石油は地下にまだ何万年分以上あるのだそうです。
貯金をしたり、老後に備えるのも罪悪だと。
この辺にも色々矛盾は見えるのですが、もし本当にそうなら早くガソリンが安くなって欲しいものだと思います。

…ほんの少し前まで猛暑で死にそうだったとは思えないくらい、最近は雨続きで寒くて困ります。
時々雷やゲリラ豪雨も。
これから夏のお祭りシーズンですし、明日はずっと頑張って用意してきたイベントがあるので早く太陽に戻ってきてほしいです。
暑いと暑い暑いと言うくせに勝手だとは思いますけどね。

先週の武田氏の講演会にはいろいろと思うことが有りました。
ブログにざっとですが書きおこしをした後、それについて触れなかったのはまあ、選挙とか天皇陛下ご訪問とか、他に色々と書くべきことがあったからですが、それらも一区切りついたので、武田氏講演会で感じた矛盾というか、思ったことをチラホラと。

１、ブログにおいて
「郡山に住むのは法令違反」
「福島に人が住んではいけない」
と何度も書いている。
しかし、講演会では一度も法令違反ということを言わなかった。
「注意すれば住める」
と言った。

２、福島県の人間は放射能を受けていることでＴＮＦが多くなっていると発言した。
私は専門家ではないのでＴＮＦが多くなるとガンになりにくくなるかも、ということくらしか解りませんが武田氏はラジウム温泉を例に取り
「放射線量が高いところに行くことでＴＮＦを増やした後普通の所に行くとガンになりにくい身体を獲得できる」
と話していました。
一方で
「被ばくを減らす必要があるので福島で行事をすることは良くない」
と言っています。
先の考え方からすれば
放射能の低い所から福島に来る→放射能を受ける→ＴＮＦが増える→健康になる。
ということでかえって健康になるのでは？

３、彼の考え方では人間の身体には免疫があり、放射能の影響も身体を休ませたりすることで均せるとされています。
講演会の中でも福島の食材を食べていいのかという質問に最初
「福島の人間は食べてはいけない。愛知の人間なら大丈夫」
と答えています。
しかし後からは
「福島の食材を出荷する事には反対」
と言っています。
武田氏の考え方で言うのなら
高放射線の福島の人間は内部被爆の危険があるから福島の食材を食べない方が良い→線量が低い所の人なら食べても大丈夫、免疫によって回復する。
ということになるのではないでしょうか？

４、「解っていないことを解っているように言ってはいけない」
「まだ放射能の影響が解っていない。あるていど結論が出るのは2015年だろう」
と言いながら
「福島の食材は食べると健康を害する」
と言う。

など。
タバコは安全であるとか、石油燃料は枯渇しないでいくらでもあるとか、その手のことについてはよく解りませんがそれでもなんだか、気分と感情で適当な事を言っているような気がしてなりません。

他にもいろいろありますが
「検査結果は間違っている」「今、検査に携わっている人は御用学者」「安全に食べられる食材は40ベクレル以下」「米さえ大丈夫ならかなり安心だから九州の米を」
など福島で頑張っている人達の努力や今を無視するのも矛盾ではありませんが納得いかない事です。
今回は、参加者層を考えて軽めの内容にしたのかもしれませんが、本当に参加者が知りたかったことをあえて躱したあたりに武田氏の悪意を感じるのは私だけでしょうか？

昨日、福島をご訪問された天皇皇后両陛下は、今日、献上桃を栽培している桃農家を視察する予定でしたが大雨の影響があって視察を取りやめ、滞在されたホテルで桃農家の方と懇談されたそうです。
桃農家の除染対策や、放射能低減の為の努力について説明され、今年の桃を召し上がったのだとか。
桃が実っているところを見たいという私的旅行の位置づけだったのに、大雨被害で大変なところで警備に人手をかけられないと中止なさる優しさに天皇陛下という存在はやはり日本人の心の支えなのだなあと感じました。

今年の福島の桃も少しずつ店頭に並び始めています。
私も一つ購入。
まだ少し高めですが…福島の桃の値段が回復してきた傾向と思ってポジティブシンキング。
やっぱり瑞々しくて美味しいですよ。
今年の福島の桃、検査結果は5以下の不検出が殆ど、10以上が出た事例はまだ無いようです。
食べる食べないはそれぞれの選択ですから強制はするつもりはありませんが、私は福島の美味しい桃を食べる幸せを感じながら美味しく頂きたいと思います。

今日の新聞に丁度、ＴＯＫＩＯの皆さんの新しいＣＭが。
ＴＯＫＩＯの皆さんの笑顔も、福島の心の支えですね。