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ライフオーガナイズ2

ライフオーガナイズと整理収納の違い。
どちらも整頓に関わるアプローチなのですが、

ライフオーガナイズの特徴を言えば、
思考の仕方についても診断した上で
ベストな収納を提案するところです。

いわゆる客観的なきれいではなく、
主観的に維持可能なきれいを目指しています。

この点はクライアント思いですが、

私自身が必要性を感じる整頓のあり方は
持続的に見直しをする事だと思います。

赤ちゃんが幼児になり、児童になり…
必要なものや、家具の配置が
ことごとく替わる時期は、特に随時見直しが必要です。

ライフオーガナイズの思考を重視した顧客視点の意識は
見習わなくてはですが、
加えて時系列でニーズを探れたら
良いビジネスになりますね。

ライフオーガナイズ

整理収納アドバイザーの資格を取得する課程で
一つ気になった事があります。

それは「片付け切らない」こと。

季節によって全く使わない物があります。

年齢によって全く使わなくなるものがあります。

いずれもまた使う可能性のある物が、上手くしまえない。
また、しまえない事と、結果雑然とした部屋への劣等感に悩む。

という事でした。



でも、ライフオーガナイズという本を見たら、
雑然とした部屋が客観的に必要なら其れで良いと書いてあり、
とても気持ちがスッキリしました。

ライフオーガナイズの本は、内装の素敵な写真がたくさんありました。
色彩の統一感からか、物凄くスッキリ見えるのです。

人の生活だけでなく、感情にも寄り添うのがライフオーガナイズ、とありましたが、
感情に寄り添った所以なのかもしれませんね。

過去の思い出の詰まった大切な物があるなら、
本当に大切な物だけを厳選して飾って良い。

そう言われたら、確かに嬉しいかもしれません。

大切な物が大切にされると、自分の感情も大切にしてもらえたようになります。

その事が人を幸せにするなら、それでいいんですね。

空間ごとの役割

物には仕舞われるべき場所があります。

ズバリ、使う場所です。


玄関回りには鏡や身仕度に関するもの、かばん等。
リビングには子どものオモチャや塗り絵、テレビ、洗濯物干しに関するもの、寝間着用の籠。
寝る部屋には本、箪笥、蒲団。
ダイニングキッチンにはCDラジカセ、レシピ本、カレンダーや諸連絡書式。
洗面所にはタオルや石鹸のストック、汚れた服入れ。


こうした、場所に応じた物の配置は
物の価値を埋没させない為にも大切です。

その場所で使わない物を置いていては、物が生かされないばかりでなく、
本来その場所で使うべき物がしまえずに出しっぱなしになり、散らかってしまいます。

また、時間が経つと物を使う場所が変わることもあります。

子育て中ですと、例えば以前赤ちゃんがオモチャで遊ぶ場所だったダイニングも、時間の経過によってダイニングで遊ぶ必要がなくなってしまいます。
料理中の親の近くにいなければ泣いてしまうといった事も無くなります。かつ、オモチャをダイニングにしまう必要も無くなります。
逆にダイニングにあれば、スペースも取られ、料理中に散らかったオモチャを踏みかねず、却って迷惑です。


先日、我が家のダイニングの一角を占拠していたオモチャをリビングに移動し、
そこに以前出しっぱなしだった子どもの通園鞄、通園用の上着を入れる籠を収納しました。

するとダイニングの床に出しっぱなしの物が無くなり、障害物に悩まされる事も無くなり、とてもスッキリしました。

物の配置は、習性の変化によって替える必要があります。
不便を覚える時は、自分や家族の成長があるかもしれません。

自分の成長を抑えない為にも、適時見直しが要るのかもしれませんね。

自分を褒める

会社の中で、育児中の母親の方に配信された情報の中に
こんなのがあります。

ある男性の話。
「うちは子どもはまだいい。子どもが欲しいと言う癖に、生まれたら「大変、大変」と自分だけが大変みたいに言う女性が多い。そう言うなら子どもは作らない方が良いでしょ。男だって大変だし。妻が大変って言わないと思ったら作る」
それを聞いた知人の女性は、密かに「こんな男と結婚しなくて良かった!」と思ったそうです。

育児は大変。何が大変かは父親と母親は違う。母親の大変は、自分で予期出来ない、コントロール出来ない、不定期にやることに追われる、抜けられない環境の中に24時間365日×数年間いなくてはならない、睡眠も食事も入浴もままならない、
そういった、自発的な意思とは違うタスクの山に追われ続ける辛さであり、

自分で自発的に行動し、予定を組み立て、目指した成果を上げる、やりがいを見出だせる仕事の方が、不本意なタスクの山の育児より遥かに自由である、同じように扱うな、と。

的確だなと思いました。
確かに、何が大変なのか、何故そう感じるのか、実は私達母親はなかなか的確に表現できないんです。


仕事でもそうですが、
的確に表現できると、労うべき努力が見えて来る。
自分に「あなたは頑張ってるよ」って労いたくなる。
自分を大切に思える。

ありがたい情報でした。



私は仕事も育児もしていますが、
今日は仕事について色々折衝がありましたので
そちらでも自分を労いたく思いました。

カラーボックス

図書館で借りた2冊の本。




・扶桑社 収納王子コジマジックのすっきり片づく超収納テクニック 2012
・主婦の友社 近藤典子のパパッと収納 1997


テレビで見るコジマジックさんの収納アイデアには驚かされますね!

さてコジマジックさんの収納アイデアで多用されるものの一つに、カラーボックスがあります。

ありきたりな家具ですので、昔の私なら何がそんなに良いのかわからなかったでしょう。
しかし、カラーボックスを幾つか組み合わせたり、加工することで
空間を四角く整え、かつ物を分類し整理して見やすくする事ができます。

近藤典子さんの本には、具体的な加工方法まで載っていてまるで事典のようです。



このカラーボックス、我が家では
近頃まで押し入れに一つ眠っておりました。

赤ちゃんだった我が家の幼子達が、本棚の本を落としたり破ったりするに違いないという予測から
大人用の本棚を隠していたのです。

その代わり、子供達が着れなくなった服を、贈答用に紙袋に仕分けて和室の一角に置いていたり、使わないストーブをその隣に置いたりしていたのですが、

ふと、子ども達を見て、彼らがもう本を落として遊ぶ事は無いから、本棚を出しても良いだろうと気付きました。


本棚を出して、代わりに着ない服とストーブを押し入れにしまう事ができます。
見た目もだいぶ良くなりました。




四角く空間が区切られている事が、空間を美しくする事になると
身をもって知ったのでした。

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