警戒区域となっていた都路には「都路牛」というブランド牛がありました。
村直営の牧場で自然に育てられた牛は、おいしいと評判で、少しずつ全国的な評価をあげつつあったそうです。
けっこうお高いし、私は滅多に食べたことがありませんでしたが、食べた時にはやっぱり美味しいなあと思いました。
またやまと豚という国産豚で作ったハムも最近は名物で、本場ドイツでも賞を獲ったという都路のハム工房のハムは東京とかでもご贈答用に使われるくらいだったそうです。
ただ、この都路ハム工房は第一原発から20km範囲のギリギリセーフかアウトという所。
食べ物を扱うところですので、早めに撤退して、姉妹工場のようなところに身を寄せていたようですが、今年の春に戻ってくることになりました。
船引に工場兼店舗を建設しており、明後日の27日に開店するのだそうです。
実はこの辺は私の家の徒歩圏内。犬の散歩コース。
工事をやっているのを見て、何ができるのかなあと思っていました。
それが都路のハム工房だと知ったのは最近の話。
開店日から数日はハム祭りとかもやるということらしく。
震災直後から食べ物に関してはいろいろと厳しいことになっている福島ですが、こういう名産が戻ってきてまた受け入れられるようになればいいな、と思います。
とりあえず、開店記念セールとハム祭りはチェック!
今から楽しみです。