ここは原発最前線の町

今日から新しい年度の始まりです。
けっこう今日は新聞やテレビでも田村市の名前が出ていた様子。
今日から田村市に最後に残っていた旧警戒区域が解除になるからです。
元々警戒区域、避難区域というのは機械的な半径２０ｋｍと３０ｋｍで区切られただけのものであまり意味はないのですが、それでもって、田村市の線量は半径２０ｋｍに近い所でさえ、かなり少ないのですが、色々あって震災から3年でやっと、田村市全てが「普通」に戻ります。
勿論、それをいいことと受け止めない人もいるのでしょうが、本来、地震の被害も少なかった田村市は震災復興のけん引役となるべきだったと思うのです。
それが、避難区域を抱える市町村として被災地扱いされていた。
田村市も被災地であるのは間違いありませんが、被災したからこそ解る視点で、もっとできることを色々やっていってほしいと思います。

今日から都路の行政業務や学校業務も本格再開。こども園や児童館も開始されます。
私達が日常を取り戻し、それを知らせる事もきっとその第一歩ですから