昨日、24日。
都路町に新しいスイーツショップがオープンしました。
その名も「みやこじスイーツ ゆい」です。
都路町は田村市の東側に位置する行政区。
福島第一原発からほぼ全域が半径30km圏内に入る為、震災当初は全町避難となりました。
しかし、風向き等の関係で放射線量は高くなく、2年前に避難指示は解除となりました。
都路地区には有限会社「都路のたまご」があり、その名の通り上質な卵の生産販売を行っています。
築地の有名店にも卸しているほどその質には定評があります。
で、その卵を使って都路町商工会などが作っている「都路6次産業化プロジェクト」がスイーツを開発。地区の産業復興と住民の帰還促進につなげようと、店舗を整備したのだそうです。
店舗にはトレーラーハウスを利用しており店内では「都路たまご」を使ったプリンや、同市特産の「えごま」を使ったシフォンケーキなどを販売。
あぶくまの天然水でつくったコーヒーなども楽しめるのだとか。
スイーツ開発には東京プリンスホテル製菓料理長さんが協力してレシピ開発や、従業員への技術指導などを行ったそうです。
昨日のオープン初日には地元の人を中心に沢山の人が訪れてスイーツを購入し、昼過ぎくらいには目玉のプリンは完売。シフォンケーキも夕方には無事完売したのだそうです。
ハッキリ言って山奥なのでスイーツショップ開いて大丈夫かな?
と心配だったのですが地元の方々がお使い物にしたりとか、地域を盛り上げようとしているみたいなので大丈夫かな? と思います。
今のご時世、味と質が良ければ、そしてそれを伝えていければ、展開の方法はいろいろありますしね。
仕事上がりに寄った時にはもう終わりでしたが、今度川内にコードFに行くときにでも寄ってみようかと思います。