幸い

あまりまとまってはいけど、書き残しておく。


医師からの説明は、決していいものではなかったけれど、はっきりしたら、案外元気に過ごしている。

そもそもは、生まれもってしまったカラダのツクリらしいので、こうなったら開き直るしかないしね。
悔やみようがないのだから。

病気、体の仕組み、治療法、病院と調べたり勉強したりすることがたくさんになった。

生きてやろう、と思う日と、どうなってしまうんだろう、と思う日がある。



手術は難しいと言われている。
できなくない。が、効果も後遺症などのリスクも未知数だと。

医師は、誰も、手術をすすめないような風だった。
それ以外にできることはないのに。

最初はそれがショックだった。
定期的な経過観察という名の放置で見殺しにされるんだ、と思ったり、この病院は知識と経験不足で診きれないんだ、と思ったりした。

でも、昨日140ページくらいあるガイドラインを読んでいて、気持ちを改めた。

概要。診断。全て主治医が言ったことと同じことが書いてあった。
示されているのと同じ手順で確認して、診断していた。

主治医は分かっていて、手術をすすめなかったのだ。


元は別の科から紹介されてたどり着いた診療科。
専門医を紹介されるわけでもなく、こちらの都合で適当に予約した日で運任せに決まったような主治医。
でもその医師は、ちゃんと知っていた。

病院や科を転々とすることが少なくないこの病気にかかりながら、スムーズにたどり着いた今。

すでに十分助かってる気持ちだ。