メモを

さっき間違って公開投稿していた模様。

書き途中なので、さげました。


今後も時々、公開・非公開を間違えることがあるかもしれない。
ご容赦ください。

ウクレレと

榊が買ってくれたもののもうひとつにウクレレがある。

付き合いだした当初のこと。
ギターに興味を持った僕に、榊はギターではなくウクレレを勧めてきて、買い与えてくれた。
ギターは6弦のところ、ウクレレは4弦。サイズはソプラノなので小型(ウクレレとしては普通サイズ)。
それでも楽器の素地がないの僕はものの見事に撃沈。ギターに手を出さなくてよかった、とも思った。

それでも、新しいこと、できなくはなさそうなところにハマって、ちょこちょこ弾いていた。
仕事や私生活で忙しくなるとさっさと放置したけどね(笑)

そこから数年単位のインターバルがあくけれど、そうやってたまに引っ張り出しては爪弾いて。
ウクレレのイベントのために、急遽1ヶ月みっちり練習して(といっても使うコードは3つ程度なんですがね)、真夏の横浜まではるばる出かけたこともあった。

そのあとは一気に燃え尽きてまた放置期間(笑)。



そして35年ぶりくらいのいまのタイミングで再燃。

N氏がギター弾いていたので、その影響もあるのかなと思う。
亡くなった月、10月に入ってからほんと無性に弾きたくてしょうがない日々が続いているから。
何も回顧することもしていなかったんだけどな。むしろ、この衝動はどこから?と分析していて思い出したくらいだ(命月忘れかけてた?という意味ではむしろ失礼、、、)

せっかくなのでチューニングして、弾いた。ほとんど忘れていて、スコアブックも初級レベルですらコード表見ながら「やり直す」レベルだったけれど、やっていくうちに勘を取り戻してきた。

榊が買ってくれたのは、高価ではないけれど、ちゃんとしたメーカーのもの。楽器屋さんを何軒かまわって店員さんにアドバイスもらって決めていた(榊が)。
だから何年かぶりに引っ張り出しても、少し音が狂ってるくらいで、本当に問題なく弾ける。
逆にそういうちゃんとしたものだから、何年かぶりでも楽しく、続いているんだと思う。
(店員さんも実演しながら言っていた。安物は弾いてる間だけでも思いっきり音が狂うくらい品質が劣悪であり、そんなものでは「楽しくなくて」結局続かず、もったいないと。最低限でいいから、ちゃんとしたものを持っていれば、ずっと楽しめると。まさにその通りだった)


それとね、珍しく今回僕の物欲が目覚めた瞬間があった。
サイレントウクレレ。もといエレキウクレレで、電源を入れなければ音がほとんどしないという。
これなら夜もできるし、エレキとなればヘッドフォンやアンプという無限大の楽しみが、、、と妄想が広がりに広がり、欲しくなったのだ。

ねぇ、"エレキ"関連に急に引っ張られるのも、N氏の影響?(笑)
だって前にウクレレブームきてた時、いろいろブログサーフィンやリサーチしまくってたけど、全然そんなものにヒットしなかったし、興味もなかったのに。
こんなに心をあっさり奪われて、楽器街を歩き回ったりしちゃったんだよ。

でもね、ウクレレから遠ざかっていたこの数年の間に、大手メーカーが撤退したり、その延長上で探していたタイプのエレキウクレレもなくなってたり。
店員さんいわく「最終的に生音っぽさが欲しくなって、エレキじゃ…ってなってしまうんですよ」
それ、どこのレビュー、ブログでも書かれたこと。二言目にはみんなそれだった。


N氏も、音にこだわってた人だった。ギターも自分で直すし、真空管?も作ってたり(秘密基地は本当に◯◯ガレージとかアトリエみたいな)。
楽器屋に入って、壁にかけられたたくさんのウクレレに囲まれたら、その木の優しい佇まいと、脳裏に蘇るあたたかな響きに、エレキでなくていいかな、と僕自身も思い始めていたくらい。(え、じゃぁ、なんでエレキにいった?←?笑)


とりあえずこの休日はゆったりと弾いたよ。

High Five と 喜びのうた (数少ないレパートリーのなかから)

なんか曲(のタイトル)も、N氏の本音だったりしますかねぇ?

スタンスミスと

榊が数年前に僕に買ってくれた、スタンスミス・ベルクロ。

その時僕はNIKE信者で、イマイチぴんときていなかった。
革なので、履き始めは硬いし。榊が買ってくれた理由も、スニーカーであり、見た目の良さやトレンドから。完全に榊の独断と偏見であった。ので僕にはちょっと負担でもあったくらい。

NIKEを崇拝していたのは、足形がフィットしていた、ただそれだけの理由。
靴としては、壊れやすく、くたびれやすかった。基本的に通気性が良すぎて足先がやたらと冷えるのも、僕にとってかなりのマイナス点だった。

手持ちのNIKEがダメになって、かといって新しい靴を買いに行く気力とタイミングがなく、何気なくスタンスミスをおろした。(年に1、2回は履いたことあるけれど)
なんだこれ、履きやすい! あったかい! 歩いてて緩んでこない(ベルクロだから)!

日に日にスタンスミスに愛着が湧き、榊に感謝し続けた。
(当の榊は、自分がお金を出したことも忘れ、その金額すら忘れていた。僕は恐縮した側なので、覚えている)
(そんな高価なわけがない、僕が買ってあげたのなら、というが、型番的に間違いない)

なんでこんなに素敵で、僕を魅了するのだろう。と毎日毎日観察し続けた。

スニーカー、なのに、レザー。そしてシンプルであること。
質素でも素朴でもなく、エレガントなのだ。
その最たる事例が、スーツにも、オフィスカジュアルにも違和感なく合うこと。

スニーカーを履くのは好みではなく、半分以上は持病への負担を減らすため。
だから靴が自分や服装の中で浮くと気分は沈む。
それがスタンスミスでは起こらない。僕の心は安らぐようになった。自然と湧く愛着。そして沸き起こる感謝の念。


気に入ったので、ストックを買おうとネットで検索かけたら、例のサステナブル案件の情報。
靴というかファッションに関心がない僕は大慌てであれこれ調べた。
やはりどうにも同じものは手に入らなくなってしまったようだった。
(PRIME GREENブランドも試し履きした感じでは悪くなかったけれどね。でも靴は特に、履いて、ある程度生活してみてからやっと真価が分かるので)


これはこのスタンスミスを大切に使っていくしかない。どうしたらいいんだ?
そう、これはレザー。履きっぱなしはもちろん、ゴシゴシ洗うなんてなんて当然いけないわけで。
専用の道具や、手入れ・保管方法。手を使い気を遣うことがたくさん。その一方で調べれば調べるほど、手入れして長く愛用している方もたくさんいるということで、それには励まされる気分だった。
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