タイトルなし

ふと、なんとなく
インスピレーションで
江國香織の本を借りてみた

『号泣する準備はできている』
『きらきらひかる』
『スイートリトルライズ』

同性愛ネタがあることと、
スイートリトルライズは本当になんとなく、で。


『号泣〜』は、文体からして馴染めなくて
『熱帯夜』あたりで保留。

裏のあらすじにひかれて、『スイート〜』を読むことにした。


江國さん、初めてだけど
短編不向きな人なのかな。

描写が少ないから、想像しにくかったり、あとから出てくる描写でその想像にペケつけられるのが
僕の好みじゃないのかも。


そんななかでも
『スイート』は読み進めている。


瑠璃子が、まんま僕で、ヒリヒリシクシク鳩尾のあたりが痛む(笑)

痛くて、読みたくないのに
だからこそ気になってしまって
そぉ〜っと、続きを読んでしまう。


明らかに僕は共依存タイプ。
なんなら榊との関係も、そうだと思う。


でもね。←リノリウム話法

それもわかり合ったうえでの僕らなんだよね。

そこが気持ちいい。



たまに切なく虚しくやるせなくなることもある。
でもさ、それはきっとお互いそれぞれにそれぞれのタイミングや濃度で思ってることだと思う。

そして、それでいい、とまで。セットで。


愛してないわけじゃない。
むしろ愛してるよ。
大好きだよ。

愛じゃなくて、飢餓のようなそれかもしれない。それでもいい。

自覚はあるから。
それでいいと思ってるから。


僕らは健全にキョウイゾンしてるんだ。

善意の嘘 と 偽善

ダンシングスネイル氏が

善意の嘘 と 偽善

という話を書いていた。


本音とか、本当の重たい部分を
曝け出すことこそ
信頼の証
だと思って

自らそうしたり
相手にそれを期待したり、とか。


上っ面の気楽な話しかできないのは、社交辞令的で、そこに真の繋がりはない、と思っていたとか。


でも、そんなことないよ、ね。と。氏。




知り合って間もない頃
mixiに書いたことがある
榊宛の恋文のような、詩文のような
手記がある


榊も僕も、まさしくそういうタイプだった。



友達って、そうだよね。と。

(全員とか、全て、とまではいかないけれど
「友達」とまで「わざわざ」称するのなら
まあまあ本音でいて欲しい

ましてやSNS仲間なら)


ただ、榊にだけは
僕は、こう述べていた。
そのmixiの中で。



裸で来い、とは言わない

スーツでも、軍服でも、甲冑でもいい
あなたのいたい姿で
いてほしい

と。



よくもまぁ22, 3で、大それたこと言ってたな、と思い直す。

それだけ、まぁ、いろいろあって
疲れたし、目も覚めたし
その中で榊が大切で仕方なかった

のはある。




友達は、裏表・偽りなく、本音でと思う僕が

では何で榊には
裸じゃなくていいよ、と言えたのか。



それはやっぱり
もうすでに榊に対しては
その特性を見抜いていて
(同じニオイを感じたゆえに)

それでいいと思っていたからに他ならないと思う。


信じられたからだと思う
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