この場所に、新しい名前を

もうブログを綴るのをやめようと思っていた。
リアルに生きていくと。


そう決めた後ほど、申し訳なくなるくらいに書きたいことがどこからか湧いてくる。


夜の色、草木の匂い、リネンの質感。高校時代の淡い青春とか、儚い記憶とか。

僕の心の界面にわずかに爪をひっかけては、いつまでもどこまでもその余韻をたなびかせている。



それらだけ、僕の中から手放すように、ここに書き落とさせてほしい。