オイルパステル 2

画材の他に書籍もいただいた。

パステルのための入門書と、
「本棚の本も、好きなの好きなだけ持っていっていいよ」とのことで
美術手帖をはじめ、画集や写真集(假屋崎省吾さんの作品写真集とか。個展に行けずじまいなので結構嬉しかった)紙版的な素材集のようなものなどをいただいた。

昔、箱入りのガロももらったことがある。
僕が本棚の中のそれに気づいて、「わぁ、ガロだ!」と感動したら、その場でくれたのだ。

ガロは、知ってはいるけれど、生まれてないというか世代でなくて。だから現物(厳密には復刻版のようだけど)を手にできるのはとても嬉しかった。

ちなみにガロも、僕には縁のあるモノで。それはまた追々。



パステルって、ぼんやりとした、やわらか〜い絵を描くしかないのかと思っていた。

部活の自由制作で、パステルを選んだ先輩が、カラー(花の"カラー")を描きたくも、輪郭のシャープさと植物のやわさの両方が表現しきれていなくて、先生に何度も訂正させられ、苦労していたのが今でも忘れられない。
故に苦手な感じがあって。

画材はおろか、パステル関係の本すら、手を伸ばせていなかった。


しかしInstagramで見たそれらは、軽快なタッチで楽しそうであった。
ちょっとラフな刺繍のような。気の利いた挿絵のような。

こういう表現もありだよ、と教えてくれた感じ?