2022-3-21 13:20
漫画の日、春分の日、お彼岸の日、月命日
3月は僕の恩師の月命日。
専門学校で前期のみお世話になった。
そういう人にありがちな濃い授業と人柄で、僕は大好きだった。
(周りの子に引っ張られて堕落した姿しか見せてないから、多分先生からは失望?嫌われ?ていたと思うけど)
先生の偉大さを知らないくらい、僕は無知だった。
先生の講義の内容を理解したくて、携わった作品や作家さんについて調べたり、読んでみたりして
それがものすごく僕の好きな世界で。
(僕の生まれ育った時代には廃れ始めていた文化で、また田舎ではそういうのは残っていなかった)
もっと話聞きたかったなぁと悔しかった。
(仮に真面目にやってても
どう切り出したもんか、見当もふんぎりもつかない僕なので、あまり変わらないかもしれないけれど)
決してド・マイナーでもないけれど、ド・メジャーでもないから
普通にしてたら出合わないはずなのに
絶対に
3月の今頃になるとひょっこり僕の前に姿を表す。
先生自身の著書や関連人物の記事、あるいはふとした記憶。
はたまた先生の奥様の作品。
今日は何年かぶりに古本屋をふらっとしたら
棚に刺さっていたたった一冊の奥様の本が、棚の中から僕を見つめてくれていた感じ。
探していたわけではないけれど
視線を手繰り寄せられ吸い寄せられる。
手に取るのは自然のなりゆき。
まずは奥付の発行日。。。
数年前に出された総集編。
娘さんによるものみたいだ。
先生はこれに携われたのか…いや、たぶん……
あとがきは私生活の様子が書いてあって、クスッと笑ったり、晩年の様子なら、やっぱり切なくなったり。