冬支度、ふたり支度

土曜日、一日中榊が僕に付き合ってくれた。
日曜日も、なんだかんだと半日ほどの外出にまでも付き合ってくれた。


主に、防寒具買ったり、文具買ったり、本/手帳見たりなんだけど。


わざわざ歩いて行くのも
自転車漕いで川向こうの町まで行くのも
OKしてくれて

自転車用のスロープでは
きちんと降りて上り下りしてくれて
(立ち漕ぎや惰性下降する輩多い。危険なので嫌なのだ)


申し訳ないなとか
明らかに僕のためだな、とか
終始思うような時間ばかりだった。


買い物も、二人で好きなだけ好きなもの見てまわって、どこでもワイワイ盛り上がって。
結構アレコレ買っちゃって。買ってくれちゃって。
久々だったなこんな時間。

ずっと不安や焦燥にかられてい(るように見え)て、費用最低限しかしない、買わない、外出ない榊を見て、一緒に生活してたから、

輸入古着のカウチンセーターを自分と僕に買ったり
ブランケットやハンドウォーマーをかわいいと言いながら買ったりしてる榊が久しぶりすぎて。
当初の頃のようで。

ほっとしたというか。



「ダブルワーク始まったら、鮎川と一緒にいられる時間、減るかもだし」

外出の締めくくりに一言、ぽつり。
気を遣ってくれたんだね。
有難う。


僕も、榊に依存しすぎていたなと自覚、反省した。
一人でも過ごせるように、没頭できそうなコトや目標あるいは楽しみを見つけた。