夢だった

ごろんと仰向けになった榊とじゃれあっていたら、予期せず僕の手が榊の下腹に触れてしまい、さっと手を引こうとしたら、逆に手を掴まれ、導かれて。


少し意識して手を這わせてみても、榊は、満更でもない、楽しんでいる表情で。


タブー意識が強くて醒めてしまうから、もう何年も触れ合ってなくて、それでも全く問題なかったのだけど、触れあえるのなら、それはそれで嬉しい。僕は。
(持て余すことがいまだにある年頃だから)


なんなら今日は僕が、と少々鼻息荒く事に及ぼうとしたら、目が覚めた。



そう、「夢」だった。

ここ最近こんな夢ばかり見る。
おかげで昨日は頭が働かず、1日、ぼーっとしたまま終わってしまった。