セカンドオピニオン

セカンドオピニオンをとることにした。

申し出たら、先生はがっかりしたような喜んだような不思議な反応だった。
「先生」といっても30歳前後に見えるから、若い方。

「ここの先生は、断然僕よりも詳しいので…」

という声がわずかに震えていたのは、どう捉えたらいいのだろう。



先生の診断や治療(しないけど)計画に納得しているが、病気についてちゃんと知っておきたい。
それが第一の目的。


この病気に気づいてくれたのは先生だってことは変わりない。

その前の科の先生よりも、じっくり画像を見て、それを指示しながら丁寧に説明してくれて、微かな映りにも気がついて、様々な想定をしてくれた。
偉そうな言い方になるが、すべてにおいて適切だったと思ってる。


セカンドオピニオンは=転院ではないつもり。
仮に転院になっても、僕は先生への感謝の気持ちを持ち続ける。

この道を拓いてくれたのも、まぎれもなく先生だから。