ここは原発最前線の町

今日は幼稚園も小学校も今年最後の日。
私の勤める施設でもクリスマス会と誕生会を兼ねたパーティがありました。
地元のお店の手作りケーキにジュース。
クリスマスのお菓子袋。
プレゼントに職員劇。
ホールに子供達の歓声が響きました。
いろいろ悩んで選んだプレゼントもまずまず子供達に喜んで貰えた様子でホッと一安心。
大騒ぎで大忙しながらも楽しいパーティになったと思います。

年度当初から数えると数名が避難したり転校したりしました。
ですが逆に郡山から避難転入してきた子もいたりしてトータルで見ると子供の数は増えています。
震災があっても子供達の笑顔も、私達の生活も何も変わらない。
それは、どこか申し訳なく思いながらも嬉しいこと。

あの３月１１日を越えて、こうして子供達と笑いあえる事は幸せなことなのだと思います。

今年のプレゼントはみんなお揃い、ポケモンの笑顔いっぱいのキャラクターグッズ＆その他色々。
気に入ってもらえるか不安でしたけど、見た途端嬉しいことに子ども達の笑顔が溢れました。

「サンタさんがくれたの？」
「そう、宅急便で届いたんだよ」
「サンタさ〜ん、ありがと〜〜〜！」

天井に向けて大きく呼びかけ手を振ってくれた子供達の笑顔が、きっとサンタさんにとっても一番のプレゼントだと思うよ。