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温室育ちの花よりも…

私はオタクです。
マンガアニメが大好きです。
最近はテレビが家に無いのでアニメはもっぱらDVD借りてのレンタルか、インターネットの動画配信で見るくらいですが(あとワンセグ)有名どころのマンガ、アニメは一応押さえてます。
ゲームも好きでポケモン、どうぶつの森、その他いろいろ。
子供達と対等にアニメやマンガ、ゲームの話ができるのは、時に他の先生から眉を顰められることもありますが、個人的にはメリットと考えてます。
なので、私は子供達にマンガも見せるし、アニメも見せます。
勿論、時間を決めてですがいろんなアニメや漫画を。
上の先生方はディズニーやトムとジェリーのようなアニメなら「いい」と言います。
マンガは読ませない方がいい。とおっしゃいます。
本を買うなら子供達の好きな雑誌やマンガではなく紙芝居をとおっしゃいます。
確かにそういう作品は「いい」のでしょう。
その辺を否定はしません。
でも…私は子供達にいろんな作品に触れさせてあげたいなと思うのです。
色々な作品に出合って、考えて、そしてその中で自分にとって必要なものを選んで行くほうがいいと思うのです。
人の死や戦争や、悪の姿。
それを見ることで子供達が悪影響を受けるという声もありますが、アニメやマンガで疑似体験することで逆にそういうことを嫌悪し、そういうことをしない大人になれるとも言えます。
ちゃんと教育と愛情を受けて育った子供はその程度の事に負けない強さをちゃんと持っています。
逆にアニメやマンガを一切知らず、大きくなってそれに転んだ人の方が、深みにハマっていきやすいものですし。
花粉症は子供の頃清潔にしすぎる大都市の子よりも、動物のいる農園や自然に溢れる田舎で育った子の方がなりにくいと言われていますし、温室育ちの花よりも踏まれて引っこ抜かれてもまた生えてくる雑草の方が強いのは自明の理。
傷つくことを恐れるのではなく、傷ついてもなお強くあろうとすることが大事なのだと私は思います。

何が言いたいかというと、人と作品との出会いというものを大人が一方的に禁止していいのかな、ということです。
某市で「はだしのゲン」を残酷な表現が多いからと子供に貸し出さないようにしたという話があります。
反戦、反原発で有名な「はだしのゲン」でさえ、そういう話になるのなら世の中のマンガがどれほど「ダメ」と言われるのか。

命は失われるからこそ尊いのだと、それを仮想世界で学ばなくてどこで学ぶんだと思うんですけどね…。
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