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【お知らせ】サイト大改装!【報告】



今まで手つかずでずっとそのままでしたが、少しだけ時間ができたのでやってしまおうと思います!
コンテンツは出来るだけ残そうとは思うのですが、小説に関しましては大掃除とともに大分減ることとなります。
以下のコンテンツは削除または加筆修正後再掲載となります。


BASARA連載
>>二つとも削除
ポップン連載
>>加筆修正予定(削除可能性もあり)


理由といたしましては、中途半端に何本も連載に手を広げたためにすべての収拾がつかないということです。
せめて、一本ずつにしていきたいと思います。
また、BASARA連載に関しましては当時の人間関係を引き摺りすぎている面が否めないため、もしその一件の事情を知る方が閲覧した場合、トラブルになる可能性を鑑みた結果です。
もし、この三本の連載を楽しみにしてくださっていたとしたら大変申し訳ない結果になってしまったことを心よりお詫び申し上げます。

今後、さらに努力し、もっともっといいものを作り出せるようにしていきますのでどうか、見守っていただけると幸いです。


ポップン連載については正直今迷っています。
一度コンテンツから消してよく考えてからということになります。


それではこれから作業に移ります。
次に日記を更新する頃には小説コンテンツは改装が終了していると思われます。



相模蓮

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【小ネタ】夢の終わりに【黒神】



何時か、夢は覚めるものだと。
何れ、夢は潰えるものだと。

一体、誰が言ったのだろう。

けれど、それが真実信じられているこの世界では。
この歌は異端だ……。


――*―*―*――



曇天は何処までも空の蒼を喰い尽していた。
幾重にもなった重たい雨雲はどんよりと空に停滞しているかのように何処までも、何処までも空を覆い尽くす。
今はまだ昼もさかりの正午過ぎだというのに光は全く射しては来ない。
既に夕闇のような暗さが降り、黎の心に得とも言われぬ一抹の不安を落としていく。
それは本来人間に備わっている動物の生存本能に近いものであった。
理由もなくそわそわと落ち着かない感覚、雲に隠された空の向こうで何か重大なことが起きているのではないか、という根拠もない推測。
だが、このポップン界では在り得ないことではないのだ。


初めに"無"が在った
其処に"音"が生まれた
そして"光"が生まれ、"闇"が生まれた
原初の"音"は分かたれ七つの"音"となり
"音"を奏でる"奏者"が現れた
"光"の記憶は賢女なる女神が生まれると共にその手に
"光"の記憶はリスタチアという宝玉と成り
"奏者"の紡ぎだす音と天地開闢の一切を記録した

"奏者"は七つの"音"より世界を紡ぎ
世界の"神"となる
そして"神"を楔とした"音"の巡る世界は色で溢れ、命を育んでいった

"闇"は夜に配され
"神"の分身に支配させた


天地開闢の章


誰もが知る最古の歌だ。
口伝で伝わり続けてきている神代からの歌だ。
黎は大学でこういった古代、そして中世、近世へと続く歌の歴史、歌歴学科で学んでいる。
だからこそこの世界の歴史にはなじみ深い。
それ故に敏感に感じているのかもしれない。
この世界に起こり始めた異変に。


黎は空を見上げて世界を統べる、されど身近な神の名をそっと呼んだ…。
その微かな声は神に届いたのか、否か…。
乾いた唇を舐め、黎は家路へと足を向けた。


世界が軋み始めている。
誰も知らないところで、微かに、微かに、泣き声のような雨音がしだした。




続く?





ーーーーーキリトリーーーーー




痕餓鬼

実はこれ、二年前にふと湧いた長編のプロットの一部なんです。
とりあえず記録しておこうと、うpりました!
もちろん、ポップンですw

でも、色々と作者の都合で弐寺の世界と行き来したりするかもしれないです。
さらにはオリジナル世界ともクロスオーバーしたりしそうなのでもう少し練ってからうpろう、うpろうとしているせいでいつの間にか弐年もたってしまいました;;

もうそろそろ世に出してあげたいので産みの苦しみに耐えようかな、とも考えております(苦笑
では、この辺で今回は失礼いたします。




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