Rollbahn

オシャレな人は持っている
洗練された人は持っている
Rollbahn

2021年、 仕事の管理用として
僕はこれのマンスリーに手を出した。

スケジュール
進捗、確認事項や取り決め、
周知項目の記録
に加えて
ごく稀に発生する、外での打ち合わせ時に携帯し
そこでのメモも一緒に残せるなら

と考えて、これにしてみた。
Rollbahn、初めてだった。


クリエイティブなビジネスマンや、アンテナ感度の高い子がよく手にし、
なぜか様々な表紙がある、ファッショナブルなノート、という印象だった。
クライアントのデザイナーさん(森山直太郎さんをやや山口一郎さんよりにした感じ)も
さらっと使ってた。


幼少期からの文具フェチではあったが、その性質はあくまで
「自分にフィット/マッチするものを飽くことなく探究し続けている」スタンスで
だから「たかだかノート(+α)」にしか見えなかったそれに手を出すことはなかった。



今回、2022年の手帳やステーショナリー界隈のことを考えていて

体調管理をもっと具体的というか、自分ならではの観点から記録管理しようと決めて、自作のプランを立てた。

365日を7日で割ると・・・
予備ページは割合的に・・・
となると、束(ツカ)はこれくらいになる


・・・薄い。



僕は手の皮が薄いのか、書き物をする時に手の小指向こう側の骨が痛くなるのが苦痛なのだ。
ある時気づいたのだが、手帳にある程度の厚みがあることが、さりげないながら決めての一つから外せなくなっていた。

自作手帳(コーチング系ワークや、体調管理一覧カレンダー)を作った時もそうだった。
無線綴じ風にしたわりに薄すぎて、出来上がった時点でもうすでにだめな感じ。
とりあえずメイン手帳の見返しに貼り付けて誤魔化して使ってみた…が、これがかなり快適だった。
僕の中で確信に変わった瞬間だった。


それで話を戻して。


Rollbahn
愛される理由の一つがわかった。
というか、僕的に使いやすいと思わせてくれる要素が、それ、だと気づいた。

厚みがあること。
(薄型ノートのラインナップもあることはもちろん承知してます)

表紙も厚紙だから、最初の方でも、最後の方でも、書きにくさが出にくい。
リングノートなら、対抗ページの束を後ろに回すことで、より快適になる。
その時にリングが邪魔にならないたっぷりの束であることも、密かに重要で。

ノートページが足りなくなることも、
足りないかもと思うことすらない、
そのページ枚数は、記入量以外の目的もあったのかもしれない。


ここまで気づいた時に、はっきりと沼にハマった感覚が起きた。
もちろんみんなが同じ理由にハマってるとは思ってない。その人それぞれの理由があると思う。

ただ、こういう細かいところまで考えられてるのだから、多くの人から使いやすいと思われるポイントが、密かに、たくさん、ちりばめられているんだと思う。


たかだかノート。
安くないのに、たくさんの人に「使われて」いる。
ちゃんとそこには理由があった。

そして僕にフィットした理由もあった。し、それは僕のないがしろにしてはいけないツボだと分かった。


2022年の体調管理については
もう、このノートに書いていけばいいんじゃない?とか思ってる(笑)