せり鍋と食べる係

疲れてて
食べる気力がなくても

家にたどり着くと
榊のご飯は口にしたくなる。


榊のご飯を口にすると
気持ちが切り替わってリフレッシュする。

そして予定よりやや食べてしまう(笑)
ここまでがセット。



今夜はせり鍋だった。

僕が胃弱なので、秋以降はほぼ鍋とか具沢山味噌汁など。

材料は定番ものをその時の気分でバランス変えて組み合わせて。
食べたいもの基準に選んでるので、これが結構飽きない。

今回、特別にせりなのは、おつとめ品にあったから(笑)
しかも鴨肉も値引きになってたので、こりゃせり鍋をやるしかないでしょう!と相成った。

とまぁこんなふうに、我が家の献立は、おつとめ品をもとに榊が発想を膨らませ(僕に報告&リクエスト募集)、組み立ててくれている。


んっまい!

と思いっきり感情いっぱいに食べるのが僕の至福。

仕事中はpcに向かってひたすら処理してるので、感情が出にくい。
感じ取ることも、出すこともほぼ皆無。

だから家に帰って
好きな人が丹精込めて作ってくれた料理を
五感フルで堪能し、何も気にせず全てを顔や言葉で表すこのひとときが全て。

一口食べては、
あれがこんな味して、ここがこう香って、と語り、
汁を啜っては、遠慮なく唸りをあげて。

ふと見ると榊がじっと僕を見てたりする。
美味しいのかどうか、どこまでも気になるらしい。

今日は僕がハイテンションで食べ続けるので、疑いの余地もなく、また素直に嬉しかったらしい。


「美味しい!って食べてもらえることが、俺のいちばんの幸せ?喜び?だからさ♪」

美味しく食べて!
鮎川は「美味しく食べる係」ね、と任命された