今日の新聞に「県民健康管理調査」における18歳以下の甲状腺検査の結果が年齢、居住地、性別込みで載っていました。
それによると疑いもある人を含めて現在発見された人は計28名。
0〜8歳までは0。
9歳が女児1名、11歳が男児3名、12歳が女児1名、男児1名
13歳が男子3名、女子2名。14歳は0、15歳女子4名、16歳が男子3名、女子2名、17歳が男子2名女子5名、18歳が男子2名という結果だとか。対象約17万人中28名ということなので100万人に1人とか言われている子供の甲状腺ガンの発生確率からしてとんでもない数値だ!
とネットで騒がれているようです。
私としても、楽観視はしません。
いろいろ甲状腺ガンについて調べてみると病気として症状が出るほど発症した人の数が100万人に一人というデータであるようで、今回のように県が全地域で細かく検査をして早期発見された例とはまた違うと思うのですが、もしかしたら放射線の影響が出ているのかもしれませんから、今後細かく検査を続けていく必要はあるでしょう。
ただ、思うのですが今回のように福島県で全県、子供全員が検査を行った事例は初めてです。
ただ、隣県で検査を行った結果、福島とほぼ変わらないかむしろ高い数値が出たという報告もあります。
東京でも子供にしこりが多く発見されたとブログに書いている方もみました。
だから、私は今、全国の沖縄から、北海道まで全部の県の子供達の検査ができないものかと思います。
特に放射能の影響がないと言われている沖縄や九州とか。
関東や茨城栃木とかだと「関東ももう汚染されている!」とか言われそうですし。
そういうところを調べて、その上で福島県が明らかに数が多いと言うのであれば、それは明らかに被ばくが原因なのでしょう。
受け入れなくてはならないことです。
でも、もしそのような場所での検査結果が福島と変わらなければそれは放射線の影響ではなく、人が生きる上でのリスクの一つなのだと言えると思うからです。
福島をフクシマと隔離してここはフクシマじゃないから大丈夫、じゃなくてもし、本当にこれからが心配なのならしっかりとしたデータを取って行く必要があるんじゃないでしょうか?
前に冗談交じりで言った事がありますが
「福島県はガンの発生件数は多いけど、早期発見と治療技術の進歩でガン死亡率最下位の一番の長寿県になる」
なんてことだってあり得なくもないですし。
とにかく私も身の回りについてや子供達の様子について気を付けていこうと思います。
勿論、自分自身にも。
ちなみにガンが発見された子供は全員治療、摘出手術が終わって日常生活に戻っているという事なので念の為。