スポンサーサイト



この広告は30日以上更新がないブログに表示されます。

福島の月

今日はスーパームーンと呼ばれる月がとても大きく見える日だそうです。
犬の散歩がてら見ましたが、確かに大きくて綺麗でした。
中秋の名月よりでっかいですね。
田村市は星の村天文台と言うのがあって、空気がキレイで星や空が良く見えるので有名。
こうして空をのんびり見上げられるのもいいものです。

先週の月曜日、双葉町の役場機能が福島に戻ってきました。
震災直後一番先に県外避難を決め、町ごと埼玉県に避難した双葉町。
一番身近な被災者であることから、震災直後はボランティアの援助も一番多かったと聞きます。
でも、正直ここまで避難が長期化するとは思っていなかったのでしょう。
埼玉スーパーアリーナから廃校に身を寄せて2年以上。
「ようやく福島県の一員になったという思いだ。県と連携を強化して復興に取り組みたい」
と語る町長の気持ちは本音であるのでしょうが、取り残される気分の町民や、これからの課題はやはり山積みであるように思います。

でも、こういう話を聞くにつけ思うのは、なんで田村市ではダメなのかなあということ。
多分に今まで住んでいた気候風土と似ている同じ浜通りがいいというのはあるのでしょうけれどいわき市はそれでなくても避難の人が多くなって景気は良くなっている反面いろいろ大変な様子。
楢葉町も役場機能を置いてますし富岡町も先日役場機能を移している筈。
広野町は町の本庁舎に戻りましたけど、まだ分署は残っていたのではないでしょうか。
一か所集中がいいのか悪いのかはともかく、もっと田村市民としては田村市が活躍できる場があればいいのにな、と思うわけで。

でも、少しでも早くたくさんの人たちが故郷で安心して空を月を、見上げられる日が戻ってきてほしいと思わずにはいられません。
前の記事へ 次の記事へ
カレンダー
<< 2013年06月 >>
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30
アーカイブ