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知らない人がいる町

私の実家はけっこう奥まったところにあります。
私道を走らないと入ってこれないので、基本的に鍵をかけたことがありませんでした。
というか、今も外鍵無いと思います。
流石に、今は一人暮らししていますし、実家に比べれば町中で人も多いので鍵はかけてます。
でも、常葉とかさらに奥の都路では家に鍵とかあんまりかけない。
町の殆どが顔見知りで、知らない人が来ればすぐわかるから。
という家は最近までけっこうあったようです。

でも、最近は怖くて鍵をかけないと寝られない。
という話を良く聞きます。
何度か書いてますけど、除染の為の作業員宿舎ができて、除染作業の方達がたくさん来ているから知らない人がたくさん町の中を歩いているから、と。
作業員の方達を疑うとか、そういう訳ではありません。
でも、実際問題として観光地とかそういうのとまったく縁が遠かった土地に、知らない人がたくさん集まるというのはあんまり気分がよいものではないような気がします。
不審者の目撃情報や、空き巣の被害も増えているらしいですし。
「知らない人に家の周りをいじられたくないから」
と除染を断った家があるということも聞きました。
田村市は手抜き除染の問題もありましたし、知らない人が知らない家を本当に誠意をもって除染してくれるか、確かに解りませんものね。

除染はむしろゼネコンとかに頼まず地元の人が必要なところをやる方がいいんじゃないかな、と思います。
国の予算を全部、まっすぐ地元に落として。
今は除染というと、地元では定年後の老人のお仕事というイメージになってますけど第五下請けまで降りてくるという途中のピンハネを全部無くしたら結構な金額が除染作業員に渡るんじゃないかなあ。
そして地域が活性化するのでは。

そんなことを考えてしまいました。

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