ここは原発最前線の町

都路のハム工房が船引で再会したのはゴールデンウィークの事。
けっこうハムもソーセージもお高いし、味は確かにいいけど個人的にはそんなに差を感じないものでそんなには通ってません。
でも、犬の散歩で前を通ったり、手作り生ハンバーグ（チルドのもの　これは本当に美味）を買いにたまには行くのですが、ふと見ると緑のプランター。手作りっぽくて「帰っぺ！　結　都路」の文字が。
私が通うブログの一つに都路の方が書いていらっしゃるところがあって、そこで数日前に都路に増えているプランターという記事を見たので、ああ、これか、と思ったり。
都路のハム工房だから、きっとそのつながりで飾られてるんですね。

都路の学校や幼稚園、児童館が保護者の反対のせいで今年の春再開されなかったのは残念な話。
震災の少し前に都路のグリーンパークでパークゴルフやったり、デートで都路のレストランで食事をしたのも楽しいのに今は少し切ない思い出です。
都路はいいところなんですよ。
でも、ちょっと不便。
そういうものだと思って暮らしていても一度徒歩圏内にスーパーマーケットがあって、コンビニや家電量販店もドラックグストアも本屋も近い船引暮らしに慣れちゃうと、やっぱり戻りたくないいうのはあるような気がします。
除染の遅れとか放射能不安は勿論あるんでしょうけど、一番の理由はきっとそれ。
唯一くらいだった都路のレストランも、今は船引に移動しちゃってきてますしね。

現在、田村市では都路にコンビニ機能を備えた道の駅みたいな商業施設の建設を計画中なのだとか。
除染作業員とかも利用してきっと繁盛するでしょうから、早く実施されればいいな、と思います。
そして、都路の人達と故郷を結んで欲しいものです。