デートしてきた〜ファイナル

空腹を待つように時間潰しをしていたら結局ギリギリの時間になってしまった。(いや、映画が3:50〜、3時間というのがいけないんだ)

榊がリサーチした寿司屋で遅い昼をとった。

榊はフローズン生(ふたりとも人生初!美味しかった)、自分はグラスワイン(フランス・赤)で、10貫ずつほど食べた。小肌とガリの巻物がさっぱりとして美味しかった。

榊と、絶対にまた来ようと約束した。
これからのデートスポットはこのあたりに変わるかもしれない。


そして映画を観てきた。
その後、アフターはなく、真面目に自宅でまったりした。



映画は正直微妙だった。

観たのはパムルドール賞を受賞した、女性同士の恋愛を描いた作品。




※※※以下、(最大限ボカしてますが)若干のネタバレ含みつつの感想※※※




ついうっかりドキュメンタリー的に見てしまう時があるほど、主役二人は完璧だと思う。
演技が上手いというより、役への感情移入と表現が「完璧」だと思った。

例えば揉めた時のあの激しさとか。とてもリアルで自分は好きだ。
ただ、相手役のエマはどうなの?と思ったけど。(笑)

あくまで主人公・アデルにフォーカスが強く当てられていて、エマ自身のエピソードがほとんどないあたり、

恋して、結ばれて、気持ちがすれ違って…といういわゆる「レズビアン(カップル)」の物語ではない。

ノンケ寄りのバイ?で、セクシャルも人生も迷子気味な、アデルの、物語だ。

「レズビアン」という言葉に純粋な期待をして観ることだけは、危険かもしれない。


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それにしても食べ物は美味しそうだった。ケバブに、牡蠣、そしてボロネーゼに、反応した。
洗脳は解けず、帰りに冷食のボロネーゼを買って帰った(食べなかったけど)。



あぁそういえば榊はラブシーンで尻を叩くのにウケたらしい。
朝に夕にわざとらしく叩くのが挨拶となりつつある。

映画自体は「つまんなかった」「期待はずれだった」と言いあったわりに、こうやってネタにはなってるから良かった。

結論や主張が露骨に出てないだけに、会話のネタにはしやすいかもしれない。

今日も、時々話題にのぼっては、あーだこーだとふたりで語らっている。