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人の声が戻る時

昨日から避難準備区域が解除されました。
でも避難地域の人達には正式な通達は届いていないそうです。
新聞やテレビでなんとなく知った、とのこと。
昨日の新聞では、職員が避難地域に送る通達文書を封筒に入れている写真があったのでおそらく、明日、明後日にはその文書が届くのでしょうが、対応がどうも後手に回っている様に思います。
とはいえ、避難準備区域を解除すると決めたのは国なのでしかも、その決定と自治体への通知は今週の事らしかったので、対応をした方達も振り回された犠牲者かもしれません。
今日、緊急時避難区域が解除されたとはいえ、まだまだ問題は山積みです。人が住まなくなって荒れた町を元に戻し、地域のホットスポットや学校施設を除染して、ある程度安定した生活を取り戻すのを、田村市は来年の春と見込んでいます。
現在、閉鎖、各地の施設に間借りしている都路地区の学校、児童施設なども来年度から再開予定だそうです。
しかし
「原発が安定してきたから緊急時避難準備区域を解除する」
と言ったその日にプルトニウムやストロンチウムが検出されただのの話。
ストロンチウムが震災後半年経っても残っていると言う事は、まだ福島原発からそれが出ているということなのでしょう。
自らヨウ素、セシウムは検出されなくなって久しいですが、ストロンチウムが入っていたなどとなったら、目も当てられません。
とにかく、今は原発からの拡散あ完全に止まる事。
建設中と聞いて随分経つ施設のカバーや、新しい建屋などが早く完成すること。

今は人気のない都路に、静かすぎる避難準備区域に人が戻るのはそれからだと、思います。
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