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赤いペンキのフクシマ君

世田谷の高放射線量の原因は民家の床下に会ったラジウムで、撤去したら数値は0.単位の通常値に戻ったそうです。

いつからあって、今までどれくらい影響していたかは問題がありますが、少なくとも近くの住民の方々は安心したのではないかと思います。
私もホッとしました。
今回の福島原発の件とは違い、放射性物質が外に巻き散らかされたわけでは無いので、撤去すればとりあえず、影響はなくなるのでしょうから。
「東京にもそれくらいの値が出て当たり前」
と言っていた方のブログが、その報道の直後速攻書き換えられていて笑いましたが。

ただ心配なのは愛知県にも怪しい瓶が見つかったとか。
全国にそういうものがまだ残っているかもしれないと言う点と、それに気づかずに知らず被ばくをしている方が多いかもしれないと言う事。各地でガイガーカウンター使いが調査をしまくっていることは、やりすぎじゃないかと感じていましたが、ある意味良いことなのかもしれないとも思えます。

災い転じて福となす、ではありませんが‥‥。

福島原発事故以降
「放射性物質は毒であり、身体に害を及ぼす。怖い」
という意識が先行し、結果フクシマ差別が横行しています。
勿論、少しでも受ける線量を減らすべく、努力していくことは大事で、それに異論はありません。

しかし‥‥

真っ赤なペンキを頭からかけられた福島くんが自分自身や、周囲を一生懸命掃除している状況。

真っ赤なペンキは目立つし、身動きできないし、臭い。
しかも歩いているだけ動くだけでもペンキが少しずつ散っていく。

その掃除を手伝った人が100人いて、服に少しずつペンキが付いてしまう。

ほんの少し膝や、ひじに付いた程度で気にせず、服を着ている人もいる。

元から少し汚れていたし気にならないよ、と言ってくれる。
そして、彼らが手伝ってくれたおかげで、福島くんのペンキ汚れはだいぶ減らすことができた。

けれど、一部の人達は
「自分達の白い服が汚れるから福島くん来るな〜」
と石を投げる。

今は、こんな状況ではないでしょうか?

これはある意味極論なたとえ話だと承知していますが、ある程度汚れを許容して、それを覚悟したうえで生活していけば、皆がそんなに心配しなくても実は大丈夫だったりはしないでしょうか?

福島に住む者の甘い思いと言われるかもしれませんが。

もちろん汚れてくれと強要するつも
りはありません。
決めるのはそれぞれ一人一人でしょうから。

それで言うと世田谷の件は背中に知らないうちにペンキがついてたけど気が付かなかったという感じ?

知らないでそう言う事になっている人も、実は多いかもしれません。
そう言う方達に健康被害が出ない事を心から願い祈っています。
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