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原発事故のおかげ?

昨日の世田谷の高放射能の件は、福島原発が原因ではないようだ、ということでした。

民家の床下に危ない高放射性物質の入った瓶があったとか?
そんなに放射性物質が簡単に世に出回るのかとか、ホットスポットを隠す為の嘘じゃないかとか、いろいろ疑問などはあります。
確かにこれが、福島原発から目を逸らさせるための嘘とかだったら目も当てられませんが、安全の為の測定結果は信じるのが今の福島で生きる者の覚悟。
そこまでされるようだったら、日本はもう終わりと割り切ってその後の情報を待ちたいと思います。

それに横浜のストロンチウムや、高めに出る関東のホットスポットの問題はまだ決着していませんし。
今度福島県には除染の専門家チームもできるとの話。
福島県の除染のノウハウを他所で役立ててくれたり関東の方々の不安が早く解消されるといいなと思います。


今回の事件に思うのは、今回の福島原発の事件は、良くも悪くも私達に放射能という存在を身近にさせたということ。

そんなことは無い方がいいでしょうが、もし世田谷の放射性物質の瓶が何十年にもわたってそこにあったとしたら、その近辺の人達は多大な被ばくを受けていたということになるでしょう。

まず間違いなく今回の原発の事件が無ければ、そこの放射線データが取られることはなかったでしょう、そしてこの先何十年も放射線を出していたということさえあるかもしれません。

そう考えるとこれは原発事故が与えてくれた幸運と思うべきかもしれませんね。

でもベクレル、マイクロシーベルト。
3月11日までは知らなくてもまったく問題なく生きていけた日々は、ひょっとしたら綱渡りのものだったのかもしれないと思うと、少し怖い話です。

まるで出来の悪いホラーか何かのよう。この先ゴジラなんか出ないといいなあ。
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