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小さな祭の大きな意味

今週から田村市の秋祭りが始まりました。
近くの神社の秋祭りを兼ねているので、おみこしとかも出ます。
土曜日は雨の中、子供達がおみこしを担いで街を練り歩いていたそうです。大変だったね〜。
で、今日は晴天。昨日と反対だったらよかったのにと言う声もあったようですが、おだやかなひよりの中、けっこうな人が行政局と、公民館、そして図書館に集まっていました。

メインは子供達の作品展示や、一般の人達の作品展示です。
震災後初めての文化祭だから、何か変わるかな、特別な事があるかな?
とも思ったのですが、拍子抜けするくらいいつもと変わらない文化祭でした。

よかった。

今年の目玉の一つが、かかし展示。
公民館と行政局、図書館を繋ぐ通路に10体前後のかかしがならんでいました。
ウレタンで作ったヌリカベとか子供達が作った段ボールのとか、カオナシとか魔女とか、本物の白衣着たマネキンとか。
どれも力作ぞろいだったのですが、特に目立っていたのがこれ。
近くのグループホームのお年寄りが作った‥‥これ、かかしというか人形?

本物のウエディングドレスに飾りが色々。
顔にはしわが書かれてあってご老人の設定のようです。そばの看板には
「最近流行りの年の差婚
むごさま募集中」
とあります。

ぐ、ぐさっ!!

私だって欲しいのに‥‥。
というのは自虐的なので止めますが‥‥、この職場って意外に出会いが無いんですよね。

それはさておき
地元の力を感じるのが祭というもの。
田村は、常葉はまだまだ元気です。

このかかしさんに負けないように私も頑張りたいです。

震災から7カ月余り。
この通路を放射能に怯えながら歩いた日が夢のような穏やかで暖かい日でした。
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