深々とたちならぶ木々の向こう
暗い森の奥にひっそりと、みどりの守り人が住んでいる…



グリーンのしずくガラスを使ったシンプルなピアス。

チェーンを黒にすることで、なんでもないデザインをすこしだけ個性的に。
緑の深みを感じるアイテムです。


今回のピアスでグリーンとブラックを組み合わせたのは、先日読んだとある本がきっかけでした。

その本のなかには「黒い森」という言葉が書かれており、調べてみると「ドイツなどの国では、鬱蒼と繁った森は深く暗く、緑というより黒に見える」とのことでした。

「森=緑」だと思い込んでいたわたしには とても新鮮な表現に感じたのです。


けれど改めて考えてみれば、「森=黒」と捉えることは意外と多いような気がします。

たとえば「ブラックウォッチ」。
ハンドメイドでも人気の「グリーンとブラックが混ざったチェック柄」です。

そのブラックウォッチも「ブラック=暗闇」「ウォッチ=見張り人」ということで、もともとは「暗い森に隠れて見張り番をしていた人たちが着ていたもの」なのだとか…

つまりは黒い森のなかで、迷彩服のような役割を果たしていたのがブラックウォッチなのでしょうね。


黒い森…なかなかに奥が深い表現です。

単純ですが、今回のアクセサリーの中にも黒い森を感じていただけたら…と思います。