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安住の地はいずこ

昨日の夜、確かに書いてUPしたはずなのにいつの間にか消えていたので。

私は今は一人暮らししています。
独立の為家を出た時、アパートを借りました。
新築物件でしたから、初めて入った時は私の城だと本当に嬉しく思ったものでした。
その時の思いは今も忘れられないから、やっぱり私個人としては今回の汚染石の事件は、東電も悪いですが出荷した業者が悪いと思います。

家、というのは他のものと違うやっぱり特別なもので、アパートやマンションを買う時はそこが自分の安住の地になると信じて本当に決死の覚悟で買ったり借りたりするのに、そこが危険だと言われたら、どれほどショックか考えたら解ることです。
問題の会社の社長さんは
「国が基準を出してくれなかった。避難区域に指定されていれば出荷しなかった」
と言います。
でも、あの当時皆が放射能に今以上に敏感になっていた頃、危険かもしれないものを出荷するという考えが私にはよく解りません。
後の事を考えない行為、思いやりが足りないと言われても仕方がないでしょう。

あの時は、皆、目の前の事に確かに必死だった。
震災直後で建築資材が求められていて、目の前で必要とされているのに売れないというのが困ることで、という事情も分かりますが…。

二本松のマンションに住んでいたのは双葉から避難された方であったと聞きます。
危険と解っていても上階の方は再び引っ越したくないとおっしゃられているとも。

福島県の人間にとって「安住の地」はどこにあるのでしょうか?
ほんの一年前までは間違いなく、ここにあったのに。
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