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紫陽花達の色

昨日は友人を仙台まで送り届けた後、近くのインターで軽く仮眠をとりました。
そして国見のあたりで高速を降りて後は、下の道路をゆっくり運転して戻りました。
これは、高速代の節約の為ですが、その途中で二本松により水を汲み、ついでにこの時期、大好きな場所に行ってきました。
正確には二本松ではなく、東和町なのですが「あじさい寺」こと高林寺です。
このお寺に至る道路はあじさいロードと呼ばれて約5kmに渡って道路の両側に紫陽花が美しく咲いています。
そして高林寺。
入口近辺には約5000株、反対側には3000株と言われる紫陽花が今が盛り、見事に咲き誇っています。
平日ですがご年配の方を中心に観光客もちらほら。
この満開の花は、一見の価値があると思います。
震災前から時々、シーズンには見に来ていました。

紫陽花の花は土に影響されて色が変わるというのは有名な話です。
一つの株から微妙に違う色の花が咲いたりするのもよくある話。
私は蒼い花が好きですが、白も、紫もそれぞれに素敵だと思います。

…例えば、綺麗な紫陽花の花を見ていても、ちょっと変わった色の花が咲いていたら放射能の影響だろうか?
ということが、あり得ないと思っていても頭をよぎります。
何の心配もなく、ありのままに花が咲いて、それを何の心配もなしに見られる日はもう遠い昔のことですがこの花達はまだ見て貰える人がいるだけ幸せなのかもしれません。

ぜひ、機会があればたくさんの人に見て欲しいと思います。
福島の花たちを。
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