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福島のもも、できました。

昨日は東京に行ってきました。
高速バス日帰りだったので殆ど用事以外の事はできなかったのですが、帰り道の山手線でなんどか
TOKIOの皆さんのCMを見る機会がありました。
「福島のもも、できました」
以前もちょこっと書いた福島の食べて応援キャンペーンのCMですね。
最近、地元のスーパーにも今までメインであった山梨県産の桃に並んで福島県産の桃が並び始めています。
相変わらず、綺麗で美味しそうな福島自慢の桃。
『私は』買って帰ります。
でも、友人に贈るか、他人に進めるか、というと悩むところです。
桃の売り場に貼ってある福島県知事の「お墨付き」は検出されていない、ではなく「基準値以下ですから」大丈夫。
基準値以下と言われて果たしてどれくらいか、解らないところが伸びた手を躊躇わせる理由です。
実際に計測してみると(福島県HPより)9割が検出値限界以下1割が10ベクレル以下であるのですが。
これを食べてガンになったり身体に異常をきたす可能性は殆どないと言えるのですが。

昨年夏にインターネットの調査で、
「福島県の桃が送られて来たらどうしますか?」
というアンケートをとったところ。食べずに破棄するが約40パーセント。
自分は食べないと合わせると実に50%以上になります。
躊躇なく食べる、考えるけど食べるの約20%の倍以上になります。
安くて美味しそうな桃が売っていたら買いますか?という質問にも60%以上の人が買わないと言っています。
それを批難するつもりはありません。
でも30ベクレルが確定な福島の桃があるとすれば、検出されないであろう他県のの桃に手が伸びるのは当然ですし、子供にはできるだけセシウムの検出が明らかなものは食べさせたくないというのは当然です。
でも、福島の桃を食べて欲しい生産者の気持ちもよく解るし、実際食べて美味しいし、この辺は本当に堂々巡りになります。

大阪の子供達がピーチプロジェクトというので伊達市に桃を食べに来るという企画があるそうです。
ネットで半炎上で反対の方が騒いでいます。
子供をわざわざ被ばくさせるのかと。
本当に切なくなります。その場所に住んでいる子供もたくさんいるんですけれどね。

私個人の意見で言うならまだ若く、自分の意志で決断する権利を持たない子供には、無理に食べさせなくていいと思います。
そして安心だ、安全だとばかり言わず、できる限り正確にこまめに数値を計測し、発表し誰にも解るようにしててその上で選んでもらう。それが長期的に福島を守ることになるのではないかと思うのです。

とりあえず私は待ちに待った桃なので食べます。
冷蔵庫で冷やして明日の朝が楽しみです。
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