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わからない。それが全て

突然ですが私は武田邦彦氏が嫌いです。
あくまで個人的意見ですが発言や書き込み、態度に他者に対する思いやりというものを感じられない人と思うからです。
でも、ブログは毎日見ていますし、著書もチェックしています。
放射能に対する対処法などについては有意義と思われることも書いておられるからです。
そして今日見つけたブログに面白いことが書いてありました。
『最近汚染された食材』
と食材例を挙げたうえでその後半に

1)被曝と健康の関係は学問的にはわかっていない

真実は、「よくわからないが、これまでの経験ではおおよそ食材では1キロ40ベクレル、水では1キロ10ベクレル、子供や弱い人は少し注意」というところです。それ以上にはわかっていません。

と書いておられるのです。

馬鹿にしていると思いました。
私は忘れません。
かつてテレビ番組で
「東北の食材を食べるとどうなりますか?」
「健康を害します」
とおっしゃったことを。

よく解らないのなら東北全てを汚染地のような発言をなぜするのでしょうか?


正直、福島の物は全て安全。風評被害と主張する考え方は間違っていると思います。
福島のものには(悔しいですけれど)放射能に汚染されて危険と言えるものがあるということは事実ですから。
だから、ちゃんと調べて安全なもののみを出荷し、安全でないものは安全になるように、調査し環境を整える。そしてその結果を公表し、誰に何を言われても安全だと胸を張って言えるようにすればいいと思うのです。
そうでないと、どこかの誰に
危険なものは太平洋の魚、関東以北の柑橘類、桃や梅とひとからげにされるのです。

放射能の影響についてはまだよく解らない。それが真実です。
そして今回の件が重要な資料となって、今後研究が進んでいくのでしょう。
放射性物質はもういくら騒いでも無くならない。
だったら共存し解らない事を知れるように努力する。
それが一番なのではないかと思います。

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