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ここは福島県田村市 福島第一原発から半径50km以内にある町です。 福島に住んでいるオタク人間のごく普通の日記。 良ければ読んで下さい。
フェリシモは有名な通販会社です。
センスのいいアイテムが多いことで有名ですよね。
でも、私とはあんまり縁のない会社でした。
子供達を迎える準備中の私達の元にそんなフェリシモから一通の手紙が来たのは先々月の事。
シンプルで会社名もない封筒に通販の案内かな?と思って開けてみるとそれは支援の申し出のお手紙でした。
震災で被害を受けた子供達に、遊具や図書の支援を行いたいという連絡。
震災後一年以上が過ぎ、もう支援の手が差し伸べられることはないかなあ、と思っていたのでとてもびっくりしました。
遊具の購入か、おやつの補助か、好きな本を選べる図書カードか、自由に選んでくださいと言うことであったので私達は図書を選びました。
その中で子供達からリクエストをとって、購入した本が昨日届きました。
ハリー・ポッターから楽譜、虫の図鑑etc。
一期一会というのは高学年の女子のリクエストで、ルルとララのお菓子屋さんシリーズは低学年の女子から。
ゲームの攻略本は男子が選んで、本を見ながら絵を描いたりしています。他にもマンガなど。
普段、図書を選ぶと私達職員の好みになるので、一部でもいいから子供達の好みで、と上司に訴えて子供達が好きな本を選んでもらったのです。
自分の好みで選んだ本はとても嬉しかったようです。
丁度、今日あたりは雨であったので、宿題を終えた後、ゆっくりと読書を楽しんでいました。
正直、私達は普通の生活を送れているのだからもっと支援を必要としている人のところに回してもらった方が、と思わないわけではありません。
でも、伝わる「忘れられていないのだ」という思いと、子供達の笑顔が嬉しいのも事実。
ありがとうの思いと共に、大事に使わせて頂きたいと思っています。