ここは原発最前線の町

先日ある子が嬉しそうな顔でこういいました。
「せんせ〜！　ウルトラマンのおまわりさんみた〜！」
ウルトラマンのテレビでも見たのかな？と思ったのですがよく聞いてみるとパトカーにウルトラマンのステッカーが貼ってあるパトカーと、それに乗っているおまわりさんを見たのだそうです。

「ウルトラ警察隊」とは
福島県警に、警視庁をはじめとして計22都道府県警から特別出向した350人の警察官によって構成された部隊。145人は県警本部特別警ら隊に、144人は県内の15の警察署に、61人は機動捜査隊と交通機動隊に配属されている、とのこと。
東日本大震災による津波や原発事故などの災害後の治安維持の為に各地の警察から派遣されてきたおまわりさんたちが、地球を守る為にやってきたウルトラマンをイメージさせるという事でこの名前がついたらしいです。
震災後、警視庁だけではなく各県警のパトカーが福島を走っている事が良くありました。
愛知や岐阜、時には沖縄までも。
震災直後からの警察の皆さんの活躍に、自衛隊の皆さんと同様に感謝しない福島県民は殆どいないと思います。

各地から福島にやってきて下さったおまわりさんたちは、日常と非日常。
二つに別れた福島をどう見ておられるのでしょうか？
避難所を回ったり、警戒区域のパトロールをしたりとお忙しいでしょうが子供達にとっては間違いなくウルトラマン並みのヒーローです。
地元交番の駐在さんの子いわく
「何度も会ったことあるよ！（えっへん）でも、いつもはいわきとかの方に行ってるんだ」
いつかお会いして少しでもお礼を言えたらいいのですが…。

ちなみにロゴは円谷プロが無償でデザイン、提供したとのこと。
本物のウルトラマンです。
ウルトラマンの生みの親。
故円谷英二氏は福島県出身なので、実は福島県にはウルトラマンに纏わるものがいろいろあります。
福島空港にも巨大なウルトラマンのオブジェがあったりも。

私は最近のウルトラマンはよく解りませんが。
（８０あたりで止まってるんですよね〜）