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浜通り産のタコの味

まずお断りを。
昨日のブログは決して、被災地を思いやる心やイベントそのものを否定しているのではありません。
被災地を忘れない、その思いにどれほど励まされているか解らないくらいですから。
でも、今回の地震は都市直下型であった阪神淡路大震災などと違い、津波の被害が大きかった沿岸部を除いては地震そのものの被害は繰り返しになりますが比較的軽微であったのです。
故に、福島原発の事故さえなければ、福島県は被災地ではなく、大きな津波被害を受けた岩手、宮城を支えるべき立場にある筈でした。
しかし、原発事故のおかげで岩手、宮城の被害は福島に隠れる形になってしまいました。
だからこそ、福島県そのものが、被災地であるということにいつまでも甘えてはいられないのだと思います。
勿論、故郷を追われた警戒区域や計画的避難地域、未だに放射線数値の高い高線量地域などの方達には手厚い対応がとられるべきです。
ですがそうでない人達は、福島にあり続けると決めた以上、岩手、宮城を助け、今の状況をよく理解し、いろいろな策をとり、情報を発信し、なおかつ前を向いていつも通りの生活を送りながら、今以上に福島を良くする方法を考えていった方がいいと思うのです。
援助は本当に必要とされている人達へ。
そして目先の事に囚われず、長い目で見て福島を良くしていく努力をしていく方が良いのではないでしょうか?
直接ボランティアをしているわけでもない私が偉そうに言える事ではありませんが。


先日、近くのスーパーで相馬産のタコを見つけました。
ようやく私達の目に見えるところに流通してきた様子。
さっそく少し買ってみました。
安売りのトマト(郡山産)とエビなどと合わせて海鮮トマトパスタ。
なかなか美味しかったです。
私の料理の腕ではこの程度ですが。

復興を大義名分にしてはいけない

去年も、今年も「復興」や「絆」をテーマに大小さまざまなイベントが行われています。
小さなものは村祭りから、大きなものは復興祈願の大花火大会まで。
来週の土日に福島で行われるキッズ博は福島大学の人達が子供達の為にと頑張っているようです。
その志の殆どは尊いもので、皆、被災地の為に何かをしようと思って企画し、実行しようとしています。
ただ、「復興」をかざせば何をしてもいい、というのは少し違う気がします。
例えば昨年のちょうど今頃、京都の送り火に東北の薪を使う、使わないで揉めたことがありました。
あれは、ある人が津波で折れた松で送り火ができたら、亡くなった人の慰霊になるのでは、と思いついて正式な手順や伺いをせずに動いたという話です。結果、裏目になったのは有名な話ですが、復興、とか被災者の為、と思って何かをしようとしてもそれが求められていない事であれば、かえって迷惑になるということもあります。
また、そうでなくても復興を祈ってしたことが、結果として地域や人々の為にならなかった、ということもこれからいろいろ出てきそうに思います。
今でさえ、マッチングに合わなくて使用されない善意の寄付品などの問題もあります。
思ったほど人が集まらなかったイベントとか、参加者の集まらないキャンプとか。
基本が善意である為、それを指摘されても逆に
「せっかく、みんなの為にと思ってやってるのに」
と怒ったり、がっかりしてやる気をなくしてしまう事とかもあるでしょう。
震災から一年半。
こういう時であるからこそ、被災地の今を知り、被災地に今本当に必要とされていることはなにか考えて欲しいと思います。

…何が言いたいかというと私の尊敬する復興ブログの一つ。

アクアマリンふくしまの復興日記
その終了という話と、それにまつわる騒動のことです。
http://blogs.yahoo.co.jp/fukushimaaqua/9326268.html

できれば、事が正しく解決し、また楽しいアクアマリンふくしまの話を聞かせて頂けることを今は、切に願っています。

先人の努力と自然の連なり

昨日は外でバッテリー切れ、家で疲れて眠ってしまったので、続きがUPできませんでしたが、あぶくま洞の夏祭りに行ってきました。
あぶくま洞は田村市の、本当に奥にあり電車でのアクセスは難しく、車でもかなり解りづらい道を行かないといけません。
町中から30分ほど。船引三春のインターからもほぼ同じ。
むしろいわきや小野のインターから来た方が早いかも。
あんまり人が来てないのかなあ〜と思いましたが読売観光系列で、山形、宮城、秋田、新潟からあぶくま洞観光と桃食べ放題のツアーが組まれていたらしく、普通の観光客はそこそこ、団体観光客がかなり来てくれてまずまずの人出だった様子です。

ラベンダーはそろそろ終わりですが、紫陽花が見ごろに花を咲かせていました。
周囲には喜多方ラーメンや郡山のぶっかけうどんなどの屋台も出ていて、人気を集めていました。
午前と、午後、2回フラダンスショーと猿回しショーがあって大好評。
他にもひょうたんの絵付け教室や、JAFのシートベルト体験などもありました。

私はあぶくま洞は他の地元観光地に比べると行っていますが、それでも数年ぶり。
せっかく行ったので入ってきました。
あぶくま洞は全国でも有数の観光鍾乳洞です。
中はひんやり15℃。これはほぼ年間を通して変わりません。
入ってしばらくは細い階段や小道が続きますが、純白の世界は外では見ることのできない光景です。
そして中ほどにある一番の見どころ、滝根御殿。
見上げてもその天井が見えないほどの美しい鍾乳石はまさに御殿というにふさわしいものです。
他にも樹氷や、クリスマスツリーを思わせる光景や月面のような不思議な世界。
これはもう言葉で言い表すことはできないので、いつか見て欲しいと思います。

この鍾乳洞はまだ半分以上が未公開ですが、それでも鍾乳洞の美しさを損なわないように公開できるよう整備をつづけたたくさんの人の努力があったからこそ、田村の至宝、有数の観光地となったのでしょう。

この自然の連なりと、先人たちの努力を私達は大事に次世代に受け継いでいかなくてはならないのだと思います。

あぶくま洞夏祭り ハワイアンダンスand猿回し

ハワイアンダンスは笑顔が素敵
猿回しもたのしいですね。

あぶくま洞夏祭りフラダンス生中継

たくさんの観光バスも来てます。
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