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妄想の実現と望まない現実




 あけましておめでとうございました。

 ブログ書く余裕なんて無いんですが、出来てしまったものは仕様がない。



 以下、久々小咄。
 かなり人を選ぶというか、自分が病んでるのか、酷い話ができたもんです。





BL皆無
死人が出る
やや?グロい
救いは無し
尻切れトンボ
厭な奴
後味悪いかも?
文章汚い



 以上、おーるおっけーならどうぞ。
 但し、読んでからの苦情は一切受け付けません。










 終電にはまだ余裕があり、けれども帰宅ラッシュを超えて客も疎らになった、この時刻。

 週の真ん中である今日は、酒の入った客も週末より少なく、疲れた顔で座席に深く座る男性や、無表情で読書に耽る女性、ヘッドホンで音楽を聴く若者など、その時間の潰し方は様々ではあるものの、皆一貫して無言で電車に揺られている、そんな空間で。


 丈の短いスカートから伸びた足を組んで優先席に座り、堂々と通話をしている女性の声が、やけに大きく響く。
 明るい色の髪をサイドで纏めたその女性は、長い睫毛をバサバサと瞬かせながら、だからぁー、と間延びした声を出す。

 彼女の隣に座っていたサラリーマン風の中年が、眉を顰めてわざとらしく咳払いをひとつ、落としてみるも、女性の意識は中年男性に向けられることはなく、その話し声も途切れることはない。





(あんな女、しねばいい)


 優先席の斜め前方の座席に座る青年は、一人話し続ける女性にちらりと視線を投げて、わずかに苛立たしげに顔を歪める。
 分厚いレンズの嵌められた眼鏡を押し上げてシートに深く寄りかかった青年は、細みのジーンズを履き、無地のハイネックにダウンを羽織り、チェック柄のマフラーをゆるく巻いていた。髪はお世辞にも整っているとは言えず、膝の上に置かれたクタクタの布製鞄は肩掛けタイプであり、外観から判断すれば到底社会人には見えない。

 それはまさしくその通りで、青年――赤穂(あこう)は地元ではほどほどに名の知れた某大学の3回生であり、座学で必要な単位を全て取り終えてしまったその青年は現在、卒業研究の真っ最中だった。今日も遅くまで実験をした帰りで、疲れた頭に響く女性の声に苛立ちが募るのも仕方のないことなのかもしれない。


 赤穂は一度小さく息を吐いて、女性に向けていた目を正面に戻すと、そのままゆっくりと瞼を閉じる。



 暗闇に沈んだ思考の中、赤穂の脳裏に、女性の姿が浮かび上がる。





――携帯電話を耳に押し当てるその女は、電話口の相手に向かって何やら非難の声を上げていた。

 耳障りな音を発する携帯女の耳元で、無心に己の機能を全うするその小さな機械が、何かを警告するように一度、ちか、と光る。

 しかし女がそれに気づく暇もなく、今度は盛大な音と共に、その機械は女の頭を巻き込んで爆発する。
 一瞬にして頭が半分ほど吹き飛んだ女は、状況の理解できないままに、今まで携帯を握っていた己の左手を、辛うじて無傷で残っていた右目で、見つめる――刹那。


『っあぁあ、あぁぁ……!』


 女の口から、耳を劈く様な悲鳴が上がる。


『ない、っ、いた、い、っい゛やぁああぁ!!』


 女が見つめた先には、手など残ってはなく、歪に拗じ曲がった腕から、絶え間なく鮮血が噴出す――





 そこまで考えて、赤穂は妄想の世界から抜け出すようにゆっくりと瞼を押し上げ、思わず緩んだ口元を隠すように顎を引いて、マフラーに鼻先まで埋まる。


(いい気味だ、)


 声を殺して、赤穂は笑う。

 マナーの悪い大人や、柄の悪い若者、大声で騒ぐ子供に、図々しい老人など、兎に角自分を苛立たせる人間を見つけては、その人物が辿る悲惨な結末を妄想することが、いつしか彼にとってのストレス解消になっていた。

 妄想の内容は、果たして良いものであるとは言い難かったが、誰にも迷惑を掛けずに人知れず行うそのストレス発散法を、赤穂はひどく気に入っていた。


(さてと、次にしぬのは誰だ?)


 ストレス発散の標的を選別するように、赤穂が目だけを動かして車内を見回した、次の瞬間。





――ばんっ!!





 突然、後方から響いた大きな音に、赤穂は肩を揺らして反射的に振り返り――声を失った。


「っあぁあ、あぁぁ……!」


 狂ったように叫ぶ声は、間違いなく、先ほどの女性だった。

 しかし、彼女の頭は真っ赤に染まり、限界まで見開かれた右眼は己の左手から、……否、左手が付いていた腕から、視線を逸らせないまま、際限なく噴き出す赤い液体に全身を震わせる。


「ない、っ、いた、い、っい゛やぁああぁ!!」


 女性の悲痛な叫びを聞きながら、赤穂は一瞬にして全身の血が引いていくのを感じた。


(なん、だ……これ、)


 狂乱した女性の隣から、血に塗れた中年の男性が転がるように逃げていく。
 OL風の女性は、その惨劇に泣き叫ぶ。
 騒ぎに駆け付けた車掌が、女性を前に思わず引き攣った声を上げる。



( さ むい、)



 そんな中、赤穂は寒さから両腕で己の体を抱きしめる。





(これじゃあ、まるで、)





 薄れていく意識の中、赤穂は思った。







( こ れは 、俺 の 、  妄 想  、 なの か ……? )










 End ?

残暑見舞いでメイキング

 IllustStudioでメイキングしちゃいました。


 いや、「メイキング」だなんて言うのもおこがましい出来ですが。

 見ても後悔しない、苦情を言わない方の閲覧を望みます。



 取り敢えず、作ったものはこちらになります。

 そして、申し訳ありませんが携帯閲覧は難しいかと。PCからどうぞ。



 何故残暑見舞いでメイキングしたかといったら、使えそうな絵でレイヤーとか残ってるのそれくらいしかなかったからです。

 メイキングのために一から作るのは流石に時間が許してくれなさそうだったし……。





 ちなみに画像のアップロードはしぶでやってますが、そちらでは非公開にしてますのであしからず。

 だって皆さんすごいのに自分のを公開とか、どんな羞恥プレイだよっ!


 ……まぁ見つかりはしないと思うけど、思いがけず目に飛び込んできちゃった(失笑)、なんて事故がないように、一応。

.

......





......





......





......





      ど
       う

   し

       よ
           う

      も




       な







 い

少し言ってもいいですか

 今日、とある方からミニメをいただきました。

 内容は、『ブログのコメントに○○さんの悪口を書いていないか』というものです。



ミニメの送り主さんへ
 この記事で貴女を傷付けるなどといった意図がないことをここに明示しておきます。



 読んだ瞬間、地面にへたりこみそうになりました。何というか、ショック過ぎて、全身から力が抜けてしまい……。
 ○○さんとはなかなか長いお付き合いをさせていただいて、いつも素敵な言葉をもらってばかりで、すごくいい子だなぁと感心し、また尊敬もしています。

 送り主さんもきっと○○さんを大切に思っているからこそミニメを送られたのだと思いますが、私は悪口を書くなんてそんな事はしていません。
 どういった経緯でそう考えられたのかは判りませんが、私はコメントを書くとき(特に○○さんへのコメントは)ログインをするように心掛けています。



 送り主さん、お友達を大切になさるのは良い事ですが、だからといってその他の人を安易に傷付けるのは良いとは言い難いです。どうかもう少し、言葉を選んで下さい。
 もし何か気に障るようなことがあったのなら、より具体的におっしゃってください。
 また、もし私の言葉が貴方を傷つけたのだとしたら、本当にごめんなさい。





 ○○さん、たとえ○○というのが自分の事だと感じても、貴方は責任を感じたり気に病んだりしないでください。とても優しい子だからこそ、周りが真剣になって貴方の事を考えるのです。貴方が落ち込んでしまっては、周りの人も安心できません。

薬作U試験問題を振り返る






・吸入麻酔各種の説明
・l-dopaの投与量を減らすには
・インフルエンザによる発熱機序


・ストリキニーネ作用
・ストリキニーネ作用機序
・↑の作用抑制薬及びその説明
・シナプス間隙のセロトニン増やして治る疾患、薬物及びその機序


・マイけルの話




・下行性抑制説明
・塩酸――の↑での作用点
・嘔吐関連


・Eth……の説明
・選択問題(各疾患に用いる薬物を1つずつ)
・授業感想及び反省点





 あーダメだ…もう所々(3枚目とかね)思い出せない…うぅ……。

君を、待つ。?

 取り敢えずいろいろ言いたい(書きたい)言葉はあるんだけど、最初にちょっと言っておこうかな。



 君を、ずっと待っている。

 初めて君の名前を知ったとき、君はとても荒れていたね。
 皆に恐れられて、あからさまに避けられて、それでも君は、そんな事は無関係だとばかりにいろんな人を傷付けていった。
 そんな君が僕の住む愛知に来たと知ったとき、僕は不謹慎にも嬉しいと思ったんだ。君の為になら大学だって休んでやろう、そんな想いでいっぱいだった。
 けれど、君はいつでも影ばかりちらつかせるだけで、今日まで、どれだけ待ち望んでも、どれだけ期待に胸を膨らませようとも、僕の前には決して、現れなかった。

 でも僕はまだ、もう君が現れてくれないと諦めたわけじゃないよ。



 いつまでだって、待っているから。
 だけど出来れば、前期試験が始まる迄にはその鋭くも美しい姿を見せて欲しい。



 待ってるよ、……新型インフル。





―――――

 何てこたない、試験前に少しでも時間欲しいから、大学休みになって欲しいだけ。……不謹慎で申し訳ない。。

ア ホ リ ズ ム

 宮 条 カ ル ナ の ア ホ リ ズ ム ってどの程度の認知度なんだろう……。



 てか、自分がはまりました。
 ちょっと前から気になってはいたんです。……2巻が発売された頃から。



 内容は、ちょっとグロいので苦手な人にはオススメできないけど、六道(黒)くんカッコイイよッ(もみじくんは可愛いがな)
 日向くんのキャラいいな。あと袴田くん、あの子好きだーッ! てか朝長くん、きみかなりヤバイよ。



 で、で!

 3巻の続きがかなり気になるんですがっ……! 今秋発売予定って……! もみじくんどーなるんだ……!!





 うぁー……あ、内容はですね、
学校で

文字を使って

サバイバル

ってな感じですね。



 あー詳しく言うと、

《空に島が見える者のみ入学を許される全寮制の共学「楢鹿高等学校」》は《卒業した者には未来が約束され》るとか。《夢と希望を抱》き、楢鹿に入学した六道黄葉(ロクドウ モミジ)達を待っていたのは、《「神蝕」》。《現実を残酷に蝕む絶望の試練》にたった一つの「文字」を頼りに立ち向かう、みたいな。(《》内は引用)



 初っ端から人死にまくります。帯なんか《学校に、殺される。》だからね。





 うーん。説明下手で申し訳ない……。もし気になった人がいましたら、何か ガ ン ガ ン O N L I N E で配信されてるらしいので見てみては。

毒を吐くことが恰好良いとかそういう事ではなく、ただ単純に毒を吐かずに生きていける程に純粋な人間じゃないだけ

 どーなんでしょうね、みんな。



 道端に落ちてるゴミを見ても何とも思わないヒト、何か感じるところはあるもののそれを拾おうとはしないヒト、拾いたいと思うが人目が気になって行動には移せないヒト……結局誰も『拾う』事は無いわけで。

 ゴミが落ちている→汚い→拾うべき→自分が拾おう→拾ってごみ箱へ

 こんな単純な事が、否、単純だからこそ出来ない大人と、簡単にやってのける子供と、大人を真似てやらない青年。


『ゴミはごみ箱へ』
『自分が広げたものは自分で片付ける』
『電車内の携帯電話での通話は禁止』
『公共の場に於ける迷惑行為の禁止』
『交通ルールなどの規則を守る』


 出来ない大人が、やらない青年が、存在しているのは明らか。





 純粋に生きる事が、出来ないから。
 素直に生きる人が、歩き難いから。
 そんな世界が出来上がってしまったから、ヒトは純粋さを捨てる。
 そんな世界が出来上がってしまったから、ヒトは狡畏くなっていく。





 ……んー、こんな話をしようと思ってたわけじゃないんだけどなぁ。。

納得




 ――やらないから出来ない
 ――やってないんだから出来なくて当然


ではなく、





 ――出来ない事を現実に露顕させるのが怖いから、やらない……否、出来ない
 ――出来る自信がないから、やれない


のですね。





 漸く分かりました。20年生きてきて、漸く。……でもやっぱり解ってないのかもしれないけれど。



 あまりにも臆病過ぎて、あまりにも大胆になった、って所かな。



 まぁ何にしろ、うだうだとこんなくだらない事考えてても時間の無駄でしかないのかもしれないけれど。







 自分が何者か分からない、なんて洒落た事をいうんじゃなく、ただ自分を分からないままでいる事で、性格を、存在を、曖昧にすることで、問題から逃げているって、つまりはそういう事なんだろうなぁ。

時間と永遠

 やりたいことがたくさんあったりすると、時間が無限にあったらなぁ……と、思うことがあるのですが。
 同時に、無限にあったらやりたいことすらやらないんだろうなぁと、思うわけです。



 勉強? 嫌いじゃないですよ。むしろ好きか嫌いかと問われたら好きだと答えます。
 でも、好きなモノって順番ありますよね。



 つまりは優先順位の問題なんですよ、勉強が嫌いなのではなく、勉強より好きなモノがある、ていうだけの話なんです。





 逆に嫌いなモノ、ありますよ。


 例えばバイト。



 自分の時間を使われるから、嫌いなんですが。

 その代価として金銭を貰えたり他人とのコミュニケーション能力を養えたりといった利点があるから続くワケですよ。





 だからって利益ないものには冷酷になれるわけでもないんですよね。



 例えば誰かへのプレゼント。



 まぁ見返りを期待して贈るって言ったらそれまでなんですが、贈る側のエゴだって言われたらそれまでなんですが、実際、喜んでもらえたらこちらとしても嬉しい…………ってことは結局は自分の気持ちを満足させたいが為って事になってしまいますね……。





 まぁ結論を言えばこの世は矛盾だらけのようにみえて一貫してるって。

 人間て生き物は面倒な割に単純で。



 自分は感化されやすい、って事ですね、きっと。




 今年も一年、いろいろありましたがサイトもブログも続けられたわけです。
 まぁ誰にともなく曖昧で申し訳ないですが、皆様に感謝を込めて。



 良いお年をお迎えください。

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