ここは原発最前線の町

昨日は一泊で東京に行ってきました。
仙台の友人と一緒に新幹線で上野まで、そして秋葉原で東京の友人と合流して、遊んで、一緒に泊まって、翌日イベントを楽しんで帰る。
フルコースに楽しい二日間でした。
交通は全部ＪＲ。
おかげで荷物が多くて歩くのが痛くて大変でした。

さて、疲れ切った私が電車の中で寝そうだと言ったら
仙台の友人曰く
「寝てもいいよ。福島で起こしてあげるから」
ちょっとまてぃ！
郡山で私が下りるの解ってるはずでしょ！


冗談はさておき。
郡山から福島までは新幹線でさえ１５分以上かかります。
それでも福島の縦の３分の１ほど。
郡山のさらに下、新白河まで行くと３０分以上
「福島ってでかいねぇ」
と言った友人についこぼしてしまった愚痴は
「そう、だから、カタカナのフクシマなんていっしょくたにしないで欲しい」
旅行中の新宿では原発反対の訴えをしている人がいて、
「フクシマの汚染を広げるな」「原発を再稼働するな！」
と言ってました。
原発の再稼働などあり得ないのは同感ですがフクシマの悩みは同じでありながら決して同じではなく、数値がその土地ごとに皆、今回の原発事故に悩み苦しんでいる。
それを解って欲しいという事です。
宮城で津波に職場を直撃され、私よりずっと辛い思いをした友人に愚痴ることではなかったと反省していますが…。

さて、福島で起こされてはたまらないので結局友人と話しながら過ごした１時間半は旅行の二日間さながらがにあっという間に過ぎました。

こんな当たり前の幸せが、本当に幸せです。