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みんな正義の味方

例えば子供同士のケンカがあった時大事なのはお互いの話を聞くことです。
皆、自分の言い分があって、自分が正しいと思うことがあって、それが侵されるから嫌で相手を傷つける訳です。
だから仲直りは相手の言い分を聞いて、理解して、そこから始まります。

某武田氏は「間違ったら謝ること、潔いこと、誠実であること、それを実行する勇気を持つこと」
が大事と言っています。
それはとても正しい言い分だと思います。
ですが、例えばテレビで大きく
「東北の野菜を食べると健康を害する」
と言ったことは間違いではないのでしょうか?
他にもいろいろありますがテレビで言えばどんな意図であれ「その言葉」が皆に伝わります。
それを信じる人も出てきます。
後でブログで「実はこういう意味で言った」
と言おうがそれを理解できる人はテレビを見ている人より多くはありません。
例えば某市議は自分の市が放射能汚染地であると公言しました。
それはその方の考えであり、真実なのでしょうけれど、福島を始めとしてもっと酷い「汚染地域」に住む人達の気持ちを考える事もしない言葉であるのは明白です。

「もうがれきを受け入れたくないっていう人がいるところに、無理に持って行くこともないだろう。東北のもの食べたくないって人に無理に食べさす必要も無い。東北は東北と、それを助けてくれようとしている人とだけ生きて行けばいい」
これはご老人の言葉ですけど、そんなことを老人に言わせてしまう世の中になってしまっているのが悲しい現実です。


武田氏は一関市の市長に謝罪せよと言っています。
某市議は自分は恥じる事も謝罪する事も無いとおっしゃっているそうです。
私自身も偉そうなことを言える立場では決してありませんが、なんだかたくさんの正義の味方さん達の言葉や行動を聞くにつけ悲しくなります。

勿論、そう言う人ばかりではない事もよく解っているのですが。

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