震災当初は本当にインターネットをやる余裕もみる余裕もありませんでした。
落ちついてパソコンをいじれるようになったのは3月も末になってから。
その後は新学期と放射能関連の忙しさで、震災関係のことも本当必要最低限の情報収集が精一杯でした。
ただ、避難所に届いた支援物資の中に韓国文字のラーメンなどがあって、不思議な気分になったのを覚えています。
そして最近、ある本を見て震災後、世界中が多くの支援を寄せて下さっていたことに今更ながらに気付きました。
特に、今まで日本から支援を受けていたたくさんの国々が、恩返しにと声を上げて下さったことを知りました。
モルディブからツナ缶詰が60万個贈られた話。
カンボジアの人達が年収7万円なのに皆で出しあって八万円を贈ってくれた話。
そう言えば日本からチャイルドボランティアで募金をしていた友人は、お金を出して援助していた子供から励ましの手紙を貰ったとも言っていました。
紛争や内戦で大変だった国々からも援助の申し出があって、そしてたくさんの国から義援金が寄せられたと。
私達は直接それらの支援と出会う事は少なかったですけれど、でもたくさんの人達に支えられてきたのだと改めて知りました。
心から感謝したいと思います。
ありがとう。と。
…私が見た本というのは実はマンガです。
いわゆる同人誌というもの。
その中にあった言葉
「いつかこれらの国を訪れることができたら、その国の言葉でありがとうと伝えたい」
私も心からそう思いました。