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一日遅れの母の日

昨日は全国的に母の日でした。
友人と遊びに行っていて帰ってくるのも遅かったので昨日は母の日らしいことはしていませんでした。
子供の頃は絵を描いたり、学校などで作った品物をプレゼントしたりしていました。
近年は母子家庭や父子家庭が多くて、父の日、母の日の製作もやらないという学校や幼稚園が多いみたいですけれど。
成人して自分で稼ぐようになってからは、まあ、月並みにエプロンだったり、靴下だったり、化粧品を贈ったりしました。
今も、一応それくらいのことはしていますが、最近は現金で渡したりすることも多くなって、一番ありがたくはあるでしょうけど、色気がないなあとか思います。

昨年、母は大変でした。
震災直後から仕事は開店休業。
その間、避難所に自腹で暖かいみそ汁や果物などを差し入れたりしていたそうです。
そうです、というのは私自身はその光景を見ることはなかったから。
避難所で働いていた友人からの又聞きですが、すごく感謝されていたようです。
震災直後、避難を考えていた実家の家族。
しかし、避難しないと決意した一番は母で、次は父であったそうです。
母の実家は東京であったのに。
戻って来いと連絡もあったようだったのに。
周り中の電気が消えている真っ暗闇の中、帰った時についていた灯りにどれほど励まされたかは言葉にできません。

実家は元は兼業農家でしたが、去年は一切の作付をしなかったようです。
でも、今年は米も野菜も作る予定だとか。
「母の日のプレゼントは品物はいいから労働奉仕して」
という母に頼まれて、日曜日あたりは畑仕事の手伝いになるかもしれません。
今のところ、私の身の回り、田村市で普通の野菜や米に新基準以上のものが出たことはありませんが、作っても無駄になる可能性は十二分にあります。
でも、愚痴ひとつこぼさず、やるべきことをしっかりとやる母を私は尊敬しています。

昨日の旅行で買ってきた母の好物のマロングラッセ。
一日遅れの母の日です。
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