阪神4−3巨人

主役は桧山。本日はスタメンです。引退試合ですから。
見るべきところではなく、純粋に見たいところがあるのはいいものですね。最近そういうものが全然なかった。

さて試合の内容ですが、まるで冗談みたいな展開でしたね。
大雑把に振り返ると、中盤に先発の藤浪がエラーなどから先に失点して、5回で中継ぎに交代。
打線は巨人の先発・小山にほぼ完璧に抑えられたまま終盤へ。
8回、立岡のエラーなどで走者を溜めると上本がバックスクリーンへ同点のスリーラン。更に連続四球で尚走者が溜まったところ、小山から澤村に交代。またも立岡の悪送球でチャンスを広げて貰うと、柴ちゃんのセカンドゴロを今度は藤村がファンブル。これが勝ち越しの決勝打となり、逆転勝利。

藤浪はCSで投げるんですかね?
前回の登板の時も勝ちのつかない投球でしたが、ご本人さん曰く“調子のいい時もあれば悪い時もある”とのことですので、今日もそのような類いのものでしょうか。
だとしたら、安心のような心配のような。
しかし、ちょっと完成された風な言い回しですね。今自分の持ちうる技術では、ということなんですかね。

私はよく分からないのですが、最後に加藤から福原に交代させた意図は何なのでしょうか?
加藤は予め準備させていたから、逆転してもそのまま行かせたのかと思ったんですけど、だったらわざわざあと1アウトで交代させなくても、もう加藤のままでよかったんじゃないかと思うんですよね。福原を余計疲れさせるだけのような気がする。どうもすっきりしませんね。
単純に、CSも見込んで勝ちの最後は絶対福原!みたいな妙な拘りからの交代だったなら、ちょっと拍子抜けですねw

打線は心配し出したらきりがないし最後は途方に暮れるだけなので、今日の内容だけ。
今日だけの話でいうと、上本最高。そうなっちゃいますねw
還せない打線の中で、唯一打って還したのがこの子ですし。
ちなみに引退の桧山はヒット無しでしたが、とてもいい姿でした。

そういえば雨が止んだのはいつでしょうね。セレモニーの始まる頃にはすっかり晴れていました。
桧山本人がセレモニーの最後にグラウンドを2周したいと言っていたそうですが、それで本当に2周した時は笑っちゃいました。
何処一筋何十年が珍しくなった今、阪神一筋22年ですからね、そりゃ1周じゃ足りませんね。
ありがとうございました。