「サイゾウが妾に占いを頼むのは久方ぶりじゃ。」
「どうだ。何かわかったか」
「占ってほしい内容が「リョウマ様がカナに剣聖にさせようとしたら何故聖天馬武者になってしまったのか」調べてほしいと聞いたときは驚いたぞ」
「リョウマ様の子供なら剣関係のクラスチェンジをするはずだ。」
「フムそのことで占ってみたらプルフが故障しておらる。」
「じゃなんだ。」
「聞きたければほれ追加料」
オロチが手の平を出した。チッと舌打ちしながらサイゾウはオロチの手の平に薬草を差し出した。
「リョウマ様は剣以外に馬術が得意じゃろう。」
「あぁ。リョウマ様は天馬以外にも暗夜王国の馬にも乗りこなしている。」
元も天馬では愛刀が持ってない。リョウマはサポートよりも特攻の部類だ。
「カナ様は父から天馬と金しにも乗りこなす素養を引き継いでおる。プルフがそれに反応してなっただけじゃ。」
続く。