しばらくぶりに黒の誓いを更新しました。。初めて見る人には、なんのことや?
知っている人は、おお更新久しぶりだなと思うこと。

今回のお話で「黒の誓い〜パロディ〜」のヒロインの名前を発表することになりました。更新中○○じゃ名前がなくて不便だなとかそろそろ名前をつけてあげないとって思っていた。

○○のお名前いよいよ公開します。
「黒の誓い〜パロディ〜」スタートです。


うすぼんやりとスクアーロは、眼を開けた。
「スクアーロ先生気がついた?」
目の前で見たのは、仔猫姿のベスターを抱っこしているタヌキじじいの孫娘。

「ねぇスクアーロ先生。ベスターは、神獣だったんだね。昨夜のあれは、夢じゃなかっただよね。スクアーロ先生は、天界の英雄様なんだよね。何しにボンゴレに来たの?」
「キンキンうるせぇぞ。あと近い離れろ」
ささっとタヌキじじいの孫娘がスクアーロの一定の距離を離れる。

「俺は、9代目の依頼から"飢獣"(がじゅう)を退治するためにボンゴレに戻ってきた。」
「がじゅう?あのゾンビのような獣が?」
「そうだ。」
「ボンゴレに戻ってきたって何?スクアーロ先生は、おじいちゃんの部下?」
「タヌキじじいに聞け。」
素っ気ない言われ方をされた。スクアーロ先生の眼が私を冷たく睨んでいて怖い。獄寺にも睨まれたこともないのに。

「お前の手の中にいるその仔猫は、神獣だぁ。」
「えっ?次郎の鼻が猫だって。」
「阿呆か!!仔猫からライオンになる猫が世界のどこにいる。」
鋭いツッコミのキレで小突かれた。加減してくれたからあんまり痛くなかったけど

「痛い」
嘘でも言った。ベスターは、私の腕を抜けてスクアーロ先生の膝の上に乗り頭でスクアーロ先生をスリスリした。
「ベスターお前は、縮んだなぁ。ボスさんは、人間界に行くことが出来なかったんだ。」
スクアーロがベスターの頭をなでる。

「ねぇ。飢獣って何?それと昨夜は、「俺が見えるのか」って何?」
一瞬だけボンゴレ令嬢様の眼がキラキラしていた。英雄は、不思議な力を使えると思っている眼だ。
「俺は、気配を消しながら夜の暗さを利用しただけだ。姿をけしたわけじゃねえ」

なんだつまんない。と口を尖らせた。

「飢獣は、明日の夜に話してやる。ガキはもう寝る時間だ」
「あぁー待って。もうひとつ聞きたいことがある。この猫の飼い主は、英雄様?」
「天界の決まりで神獣がいない英雄は、人間界に行けねぇだ。ほらっとっと寝ろ。」
ボンゴレ令嬢様がスクアーロの手を握った。
「ミルキー。私の名前は、ミルキー。ボンゴレ令嬢様って名前じゃない。」
「あぁそうか。眠ぃ。オラとっと出てっけ」
手で追い払うとミルキーは、ベスターを抱き上げて部屋を出た。
「痛い」
スクアーロの部屋を離れるまでベスターと格闘しているミルキーの声が聞こえた。









続きます。

スクアーロを出すの楽しい。夜桜四重加奈〜ハナノウタ〜面白いですよね。デュララの人が描くキャラが面白くって。主役が1人だけでは、ないよっていう動きがまた。

給料入って欲しいものがあるものの今月に入ってから分けて使おうと思う。もらってからしばらくするとどんどん減るのがはやくってはやくって。