ここは原発最前線の町

今、東京は桜が満開のようですね。
友人が撮影した桜が本当に綺麗で、春の訪れを感じました。
福島は東京より、１~２週間遅いので見ごろは来週末くらいでしょうか？
とても楽しみです。花は人の心を慰めてくれますから。

で、ネットニュースで見た話。
東京都では花見の自粛が促されているとか？
お祭りが不謹慎だと言う話があるとか？

あくまで個人的な意見ですが、私はそんなこと止めて欲しいなあと思います。

震災から一カ月。
被災地は勿論、完全に立ち直ったわけではありません。
事態がなかなか収束しない福島、被害が大きすぎてがれきの撤去も進まない宮城、岩手他、避難所で苦しむ人々は大勢います。
そんな人たちを、震災を忘れないで欲しいとは思います。
でも、それを理由に多くの人が修行僧になる必要はないと思います。

笑顔は人を元気にします。友達や、大好きな人達が笑っている顔を見ると嬉しいし、皆が楽しんでいるのを見るのも好きです。
逆に、自分達のせいで他の人に心配、迷惑をかけていると思うと申し訳なく思います。


ユーチューブで岩手の酒蔵が「被災地岩手から『お花見』のお願い」というのを出しているのも有名ですよね。
賛否両論あるのも知ってますし、もっと大きな被害を受けた方の意見はまた違うかもしれないですがぶっちゃけ、花見を自粛してもらっても被災地に何の得もありませんし、その分を被災地にというのも違う気がします。
だったらむしろ東北の酒を飲んで、つまみやお菓子を食べて経済を回してもらった方が良いと私も思うのです。


ちなみに私は桜が咲いたら仲間とお花見します。
滝桜にも行きます。余裕が出来たら花見山にも。
まだ今は、福島を離れられないですけどだからこそ、今年の福島の「花」を、しっかりと心に刻んで忘れないようにする為に。

昨日からの学校再開に向けて、全県で学校施設の環境放射能測定が行われました。

全体に見て最近は放射能数値は低くなっているのですが、学校施設の測定値は全体的に高め。
これは放射性物質が下の方に溜まっているってことなのかもしれません。
当面は、戸外活動は避けつつ、なるべく登下校も迎えなどを心がけていくのがいいのかもしれません。
でも、子供達の笑顔は未来への宝です。
私達が守って行かないと。
放射能相手に今は、私達にできることは少ないですが、できるかぎりの笑顔で
子供達を助け守る事。
それには全力を尽くしたいと思います。
とにかく今は前向きに！

で、児童館の先生などの心配。
「子供達も地震に妙に慣れちゃってるんですよ〜。震度３くらいじゃ平気でおやつ食べてて〜」
新年度になったら避難訓練の見直し真っ先にやるということです。

でも、解るんですよね〜。震度３くらいじゃ驚いていられないの。

本当に困った話です。


あ、因みに昨日の募金の話しはあくまでもひとりの人間のひとつの意見です。

コメント下さった方の提案のように方法はいろいろあります。
是非、調べて考えてみて下さいませ。