今日、田村市に菅首相が来たそうです。避難所の人や市長と話をしたそうです。
でも、首相が福島に来たというのに笑えるくらい話題になりません。
皆、興味も持ちません。
だって、菅総理が来ても嬉しくもないし何の役にもたちませんから。
避難所の方々のところで
「政府は、原発事故に対して全力で取り組んでいる」
「多少時間はかかるが頑張ってほしい」と言ったとか。
まあ、他の事も言ってたらしいですが実になることは何一つ言わなかったようですね。
「全力で取り組んでいる」のは貴方ですか?
命がけで働いているのは貴方じゃないでしょう?
頑張ろう以外の言葉は言えないのですか?
多少っていつまで?
正直呆れてしまいます。
私達が今知りたいのは、原発がいつ収束するか。
放射性物質に対してどう対応したらいいか。
最終的な事の前に、今を助けてくれないのか。
です。
「国が最終的な責任をとる」
では、その責任はどんなものなのでしょうか?
まさか国の税金で、東電が負うべき賠償を肩代わりすることが責任なのでしょうか?
出てくれば出てきただけ信頼を失っていく国のトップも珍しいですよね。
ホントに
私は武田邦彦先生のブログを最近、周囲の人におすすめしています。
もっとも頻繁にネットをする人が多く環境ではありませんので、得た知識を教えているくらいですけれど。
周囲を拭き掃除する。
玄関を水で洗い流す、
土の上部を取り除く。
雑草は摘んだ後燃えるごみに出す。
など
「水で洗う、できるだけ地面に近づかない、体の調子を整える、カリウムに富んだ食材を少し増やす」
職場でも可能な限り実践しています。
武田先生のブログは正直、厳しいことが満載で福島に住んでいる身としては滅入っていたのですがこの時期になるとかえって救いになります。
テレビで本当に言ってほしいのに言わない事。
例えば放射性物質からの身の守り方、
放射性物質の飛散状況。
そんなことを書いて下さっているからです。
震災当初、なるべく放射性物質に触れるな、という身の守り方の報道が良く流れました。
でも、あれが結果として
放射性物質怖い、
放射能怖い、
福島県怖い
につながったような気がするのです。
正直な話、これから極端に悪くならない限り、原発の扉が開いちゃいけない扉が開いていたとか、工程表どおりにいかないかもしれないとかその辺はどうでもよろしい。
大事なのはこれからどうなるか、
どうしたらいいか。です。
こんな工程を検討中、とかもいらない。実際に実行に移す時で十分。
本当に大事な情報が埋もれてしまいます。
私達が今、本当に必要としているのは
「これから」
どうしたらいいか。どうしたらより健康的に過ごせるかです。
いい加減に役立に立たない同じことのくり返しの報道ばかりではなく、
「本日の放射線情報」
とか
「放射能に強い身体を作る!
体の調子を整えるカリウム料理特集」
とか
「花を安心して愛でる為土を取り除く、今年のガーデニングの基本」
とかやってくれませんかね。
けっこう本気です。