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まるでなにもなかったかのように

昨日は、桜巡りで県北一部分だけですが回ってきました。

その時、うっすらと感じた事。

「まるで原発事故なんてなかったみたいだなあ」

道の駅には当たり前のように地場野菜が並び、お肉や卵、加工品も揃っています。

放射能の検査をしたとか、そういうことは一切書いてありません。

気が付けば地元のスーパーにも「この店の品物は安全です」の張り紙は消え、地産地消の紙と共に地元野菜や茨城の野菜が並んでいます。

花見山にも他の花見の名所にも、マスクをしている人が目立ちこそしていますが、皆普通に歩き、食べ、飲み、笑っています。

時折見える「がんばろう福島」の文字や、震災で壊れた建物などを見なければ地震が
あったとか被災地だとか思えないように。

まるで、放射能の問題などないかのように。



もちろん朝昼晩の防災無線で環境放射能の数値とかは必ず放送されていますし、水道
水の検査もされています。

子供の送迎が認められたり、天気が良くても野外活動は避けたり、5月の運動会、秋に延期になったり。

でも、放射能の話題はほとんどほとんどされません。
「放射能気にしてたら福島で一歩もあるけねえ」

という、花見山でとおりすがった人の言葉が皆の心の真実だと思います。

当たり前の日常はとても幸せ。

でも、気休めでもできる防御はした方がいいのではないかと思うのです。

身の回りのこまめな掃除、食べ物の注意など。



テレビは今だからこそそんな報道をして欲しい。

それが余計に不安を煽るかもしれないと言う話なのかもしれないけれど、でないと福島はいつか取り返しのつかないことになってしまうような気がするのです

ちなみに写真は安達ヶ原ふるさと村のマスコット
バッピーちゃんです。
鬼婆伝説を村起こしマスコットにしちゃうくらい福島人はたくましいんですけどね。


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