3月のライオン始まりました。カンナちゃんがジークベルトを弄っています。初なジークベルトしかいません。

「えっと‥‥これはこうで。これはこう動かせて。」

「カンナそれはなんだい。」

「ジーク。これはね「将棋」っていう「チェス」と同じ駒を動かすゲームだよ。

書いている文字の駒をうごかす。ペチペチと音が聞こえた。

「ジークもやる?」

カンナから説明を聞いて「将棋」をした。

「やったー!あたしの勝ち!」

1勝11敗。カンナは勝って喜んだ。

「ねぇジークやってほしいことがあるの。」

「なんだい。」

ドキッとした。カンナがジークベルトの耳に近づいたから。

「ーー」

「って何を言わせようとしているだ!」

顔を赤らめた。

「えぇー?「3月のライオン」でジークベルトのこむぐっ。」

「嫌がる人もいるから。「1手で素手で殴った感触がする」とか言ったら怒られるだろ。」

「そんなことないよ!ジークが言ったら違和感ない!投稿者も桐○零の間の抜けた声が可愛いとも言ってたし。悩める青年の声がイイとも。」


「だからって他のものもダメ!中の人の話で嫌がる人も見たら大変だ!」

「えぇー。言わないの。いつ「すげぇよ。ミカサ」を言うの?知名度が上がったー今でしょ!」

「「3月のライオン」はアニメ放送したばっかりだから!他のアニメに持ち込んでの台詞は駄目!」

「むぅー。ワガママ。」

頬を膨らませる。チェスの賭け事で勝ったら一つ言うこと聞かせるルールにジークベルトは引っ掛かった。

「ジークベルトダメ?」

首を傾げて涙眼で訴える。女子の泣き落としされてもジークベルトはこればっかりは

「ダメ。」

「いいもん!こうなったらお父さんに「俺は救世主だから」とか「女みたいな名前で呼ぶな」とか言わせるもん。うわーん!」

カンナが走り出した。

「わわわ。ジークベルトどうして追いかけるの?!」

カムイさん超逃げて!!中の人ネタを言わせたい愛娘のカンナから逃げて!!

こうしてカンナが逃げて。追いかけるジークベルトの鬼ごっこは続いた。

終わり。