妻さんには内緒にして書き貯めていたこのブログ。
100書いたら妻さんへのプレゼントにしようと思ってたのに、100を目前にしてバレてしまった。
突然バレちゃったからどんな反応があるかと不安と期待でどきどきした。
でも妻さんは期待どおりにとっても喜んでくれた。
もっとロマンチックにしたかったな〜って残念なところもあるけど喜んでくれたからOKだ。
全部読んでくれた後にさっそく妻さんもブログを初めた。
赤ちゃんが大きくなったら、きっといい思い出になる。
赤ちゃんがよく笑い、話をしてくれるようになって、妻さんも楽しんでいるみたいで嬉しい。
僕の赤ちゃんは¨フー!¨って言うことが多いみたい。
ため息じゃなくってレイザーなんとかHGの方に似ている、高めのテンションの¨フー!¨だ。
これが出るときは大抵ご機嫌。タイミングがいいと僕と妻さんの会話に入ってくる。
「デザート何か食べる?」
「バウムクーヘン。」
「フー!」
おかげで僕たちのテンションも上がる。
どうしてこんなかわいい声が出るんだろ?
人生100日目はお食い初めの儀式でお祝いをした。
産まれて1ヶ月過ぎた頃に僕の母が漆塗りの初喰セットを送ってくれていた。
たぶん僕に任せているとお食い初めも簡単に済まされてしまうだろうという母の気遣いは心苦しいくらいに当たっていて、素直には感謝できないけど、おかげで立派な儀式になった。
赤ちゃんは食べ物を前にしても当然食べようとしないし、終始迷惑そうな顔をしていた。
それでも赤ちゃんを間にして妻さんと食べる順番をああだこうだ相談しながら特別な時間を楽しんだ。
妻さんと娘と3人の初めての食卓だ。という感じはまだなかったけど、3人で囲む食卓を想像してまた幸せな気持ちになった。
後片付けで疑問ができた。この食器はどうするんだろ?まさか1回きり?
正月にでも使うのかな?
最近急に暑くなってきた。
いよいよ夏を迎える。
妻さんは部屋の温度調整に悩んでいるみたい。
赤ちゃんが全く汗をかかないくらいに涼しくしちゃっていいものか。赤ちゃんに少しは暑さに慣れさせた方がいいか。
たしかに深い問題だと思う。
赤ちゃんは我慢ってものをするんだろうか?
我慢しないで不快だとすぐに泣くのかな。
赤ちゃんは汗っかきだけど、汗をかくのはいいことなんだろうか?
妻さんが僕を頼って僕に疑問を投げ掛けてくれるのが嬉しい。僕もわからないことも多いけど解決するまではなんとかしたいと一生懸命になる。
頼られる父になりたいと思う。
娘ができて変化を感じる。
テレビで小さい子供が巻き込まれる事件や難病を抱える子供の話が話題になると言葉で表せない感情が溢れてくる。
僕に赤ちゃんが産まれる前も確かに可哀想だとか悲しいとか感じていたけれど、今は恐ろしいだとか、不安だとか、恐怖、怒りなんかが入り交じった感情。これまでより確かに身近に迫るリアリティすらある悲痛な感情が突き刺さる。
同情ではなく自分たちを守らなければならないという気持ちだと思う。
父として