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沖縄の海

「沖縄の海が、生まれて初めての海だなんて、羨ましいね。」って、旅行に行く前には、妻さんと話していたけれど、水嫌いの娘には一抹の不安もあった。

旅行の前半、天気が悪かったので、ホテルの室内プールからデビューした。
深さのあるプールは初めてだったから、怖がるのかなと心配した。
実際、同じ年頃の子どもがプールサイドで大泣きしていた。
でも、娘は浮き輪をしっかりつかんで、とても楽し気だった。
プールから上がって休憩していても「入ろうよ!入ろうよ!」って催促するくらいで、意外だった。

息子はどう感じているか読み取れないなんとも言えない表情で浮かんでいた。
泣きはしないし、時折、笑顔を見せたので、悪くないらしかった。


翌日は朝から晴天に恵まれ、いよいよ海デビュー。
プールが平気だったので、ひょっとしたら、はしゃいで困ってしまうくらいに遊んでくれるかなと、期待したけれど、ビーチに着いた時点で、その期待は脆くも崩れた。
サンダルを脱ぐと足が痛いらしい。

波打ち際から離れたところで「海キライ〜」と叫ぶ娘。
こんなにきれいな海なのに、一人泣き叫ぶ娘は、注目の的だったと思う。

息子も抱っこから降ろせず、子どもたちは、僕達に抱っこされてのデビューとなった。

沖縄(晴れ男)

沖縄旅行は、娘の幼稚園の行事が入ったので、出発の日を一日遅らせた。

出発の一週間前、息子と娘が相次いで高熱を出した。
息子の熱はすぐに下がったけれど、娘のは結構長引いた。胃腸炎という診断だった。
出発の二日前になって、ようやく熱が下がり、食欲も徐々に復活。
出発当日は完全に元気になって、旅行を決行することができた。

沖縄では、初日は小雨。二日目はどしゃ降りの雨だった。天気予報はその後もずっと雨マーク。梅雨入りしたのだから仕方ない。
でも、次の日からは晴れて、海で遊ぶことができた。

出発の日を一日スライドしたことが、結果としてよかった。
妻さんと僕の間では、こんなとき、「息子が持ってる」ということになる。
妻さんも僕も、自分が「持っていない」と知っているし、娘も持っていそうな感じではない。
対照的に、何かを持っていそうな感じがする息子。
だから、息子が「晴れ男」とうことになる。

多分、息子は何も考えていない。「晴れたらいいなぁ」なんてことも。だから、効果があるのかな。
無欲だからこその境地だ。

沖縄

沖縄は妻さんとの思い出の地の一つ。息子が産まれてから初めての旅行をした。
 
前回の実家への帰省で息子が泣き続けるという散々な目に遭った飛行機では、妻さんの万全の対策でなんとか乗り切った。
ゴールデンウィークの後と言うことで、機内がとても空いていたことも、良かったのかもしれない。僕達が心に余裕を持てたことを息子が感じ取ったようにも思った。
息子が眠っている間にお弁当も食べられて、前回とは雲泥の差だ。
とはいっても、ずっと膝の上に乗せてくれていたのは妻さんだった。
 
搭乗の時や機内ではCAの方が、娘に声をかけ、「お利口だねー」って言ってくれた。
ワガママ言い放題、息子のおもちゃを独り占めし放題の娘の本性を見ている妻さんと僕は、「いやいや、そんなことないです!」と思わず言ってしまった。


現地に着いて最初に向かったのは陶器屋さん。有名な伝統工芸だというので、妻さんと使いたいコーヒー用のマグカップを探しに行った。
一帯に窯があるところで、それぞれ販売所が併設されていた。

初めに入った販売所で最初に見つけたカップを買うことにした。
青がきれいなマグカップ。

買い物の間、色々なことに興味津々の息子は、ベビーカーに張り付けて、商品棚に手の届かないようにするのが大変だった。
最悪、手が届いてしまったら、確実に投げるか、落とすだろう。
娘は2軒目のお店で飽きて、「帰ろー」と言い出した。
落ち着いて買い物出来なかったけど、気に入ったものがあってよかった。コーヒーを入れるのが楽しみだ。


ホテルでは、息子が所々に居るシーサーに怯えてかわいかった。
二日目からは遠くのシーサーを見つけては、指を指しながら「ガウガウ!」と言って教えてくれた。
僕たちが「また見つけたの。すごいねー」とか、反応するから、息子はノリノリで「ガウガウ!」と連発していた。
家に戻ってから、お土産で買ったシーサーを出すと、息子は、まさか家にシーサーがいるとは思っていなかったらしく、また怯えて可愛かった。

息子の初散髪

1歳8ヶ月にして息子にとって本格的には初めての散髪をした。
産まれたばかりの頃は、毛が少ない方だったから、ようやく伸びたという感じ。

頭囲が成長曲線を上回るペースで成長してきたということもあって、髪の毛が伸びるよりも頭の成長の方が早いために、髪の毛が伸びたように感じなかった、というのは僕の推察だ。

ともあれ、前髪が目にかかるようになってきたから、切らないといけない。
前回の自分の散髪の時には、どうやって切っているのかを参考にしようと、頑張って観察してきたから、いよいよ実行を決めた。

食事の時も落ち着いてられない息子。
散髪の間じっとしてられるかが一番の心配だった。
だけど、息子は「散髪とは何か」を心得た感じでじっとしていた。

僕は前髪と襟足をしっかり切って、妻さんはサイドをけっこうバッサリ切った。
二人で共同作業。終わって後片付けをしたあとに、トップを切ってないことに気が付いた。

オートキャンプ(3)

翌朝は朝早く起きた。

初めてのキャンプで、予想以上の朝露の凄さに驚いた。
外に出しっぱなしにしていた椅子やテーブルを拭いて、妻さんと飲みたいと思って準備してきたコーヒーを入れた。

今回のキャンプで初めてのゆっくりとした時間の流れ。
やりたかったことの一つが出来て、僕としては大満足だった。

キャンプをしてみて、子供たちはどう思ったかな。娘は虫が怖かったので、楽しめなかったかな。
息子はまだわかっていない感じだったけどバーベキューやテントでの宿泊にも動じず、意外な逞しさを感じることができたな。

初めは不安だらけだったけど、僕にとっては貴重な思い出になった。
アウトドアという趣味は、なかなか悪くないなと思った。
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